るるぶ

愛媛県の伝統的な焼き物「砥部焼」の窯元を巡ってお気に入りの器を探そう

砥部町内を中心に約100軒の窯元があり、伝統を守りながらも、新たな色彩や染付によって窯元独自の斬新な作品も誕生している。お気に入りの砥部焼を探して窯元めぐりを楽しもう。

砥部焼とは

昭和51年(1976)に国の伝統的工芸品に指定された焼き物。町内でとれる陶石を使った磁器で、白磁に呉須(藍色の顔料)で染付されたものが定番。若手や女性の陶工も増え、モダンで色鮮やかな作品も登場している。

❶KAORIシリーズ「バレリーナ」7寸皿 4180円 ❷KAORIシリーズ「傘」くらわんか茶碗(大)3080円 ❸青い鳥マグカップ 3080円

森陶房

もりとうぼう

やさしい絵付けが人気のKAORIシリーズや独自配合の土を使用した素朴な風合いの青い鳥シリーズなど、さまざまな趣の作品を作り出す。ギャラリーは雑貨店のような佇まい。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から徒歩6分

住所

砥部町北川毛714

時間

9~17時

休み

水曜、不定休あり

駐車場

4台

❶口反りミルクカップ 赤太陽(左)3080円、呉須太陽(右)2750円 ❷6寸玉縁鉢 内外唐草 3520円

梅山窯(梅野精陶所)

ばいざんがま(うめのせいとうしょ)

白磁に伝統的な絵付けを施した器が揃う。砥部焼といえばここの作品を想像する人が多く、年月を経ても同じ紋様の器が揃うため、リピーターも多い。歴史価値の高い町内最大の登り窯の見学も可能。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から車で5分

住所

砥部町大南1441

時間

8~17時

休み

月・火曜、不定休あり(要問合せ)

駐車場

40台

❶そば猪口・大(上絵、赤小紋)1980円 ❷サラダボウル(ピンクフワラー) 3410円 ❸しかく皿大mix 青小紋 2420円

すこし屋 松田窯

すこしや まつだがま

窯元独自のマット調のうわぐすりは手にしっとりとなじみ、使い心地も抜群。小紋など日本古来の柄をアレンジした絵柄が人気。かわいい絵柄は若い女性を中心に人気。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から徒歩8分

住所

砥部町大南826

時間

9~17時

休み

不定休

駐車場

3台

❶ミモザマグカップ 3520円 ❷ミモザ サラダボウル(S) 2750円 ❸P.S.ブルー だ円皿(小) 3850円

東窯

ひがしがま

自然や自然が育む命をテーマにした作品が多い。白磁の器をひとつのキャンパスに見立て、花々や生き物を散りばめた大胆な構図が魅力。緑あふれるギャラリーに作品が溶け込む。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から車で4分

住所

砥部町五本松885-21

時間

10時30分~18時30分

休み

火曜

駐車場

2台(周辺も可)

❶彩り花シリーズ スクエアプレート 1万1000円 ❷彩り花シリーズ 茶碗 3850円 ❸カトレア 角皿 5500円

きよし窯

きよしがま

ブラシで叩いて絵付けを施すブラッシング技法や、和紙染めなど技法を作品ごとに使い分けるため、雰囲気の全く異なる器に出合える。ギャラリーのほか、工房の見学も可能。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から徒歩12分

住所

砥部町五本松364

時間

9~17時

休み

日曜、祝日

駐車場

5台

オリジナル砥部焼づくりにチャレンジ

砥部町陶芸創作館

とべちょうとうげいそうさくかん

ロクロ、手びねり、絵付け体験ができる砥部焼体験の専門施設。完成品は郵送(有料)も可能。ロクロ、手びねり体験は事前予約が必要。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から徒歩8分

住所

砥部町五本松82

時間

9~17時

休み

木曜(祝日の場合は 翌日)

駐車場

20台

❶絵付け体験は所要時間30分程度。好きな器をセレクトできる ❷ロクロ、手びねり体験は、スタッフの指導があるので安心

  

見学、体験など砥部焼のすべてを堪能できる

砥部焼観光センター炎の里

とべやきかんこうせんたーえんのさと

併設する窯元・千山窯の製造工程の見学、絵付けなどの砥部焼づくり体験、町内外約70軒の窯元の作品の販売と、砥部焼をたっぷり楽しめる大型施設。

交通

バス停砥部焼観光センター口から徒歩5分

住所

砥部町千足359

時間

9~17時

休み

12月31日、1月1日

駐車場

50台

❶食卓を彩るさまざまな趣の砥部焼を販売中 ❷絵付けと手びねり(要事前予約)の2 つの体験メニューあり

  

ここを起点に窯元めぐりを始めよう

砥部焼伝統産業会館

とべやきでんとうさんぎょうかいかん

砥部焼の歴史的資料や貴重な作品を収蔵。約80軒の窯元作品も展示即売。お気に入りをみつけたら窯元も訪ねてみよう。

交通

バス停砥部焼伝統産業会館前から徒歩2分

住所

砥部町大南335

料金

入館300円

時間

9~17時

休み

月曜 (祝日の場合は翌平日)

駐車場

100台

❶窯元が集まるエリアの入り口にある ❷館内は大小さまざまな砥部焼がずらりと並ぶ

cafe restaurant jutaro

かふぇれすとらん じゅたろう

地元野菜を使った手作りランチ1650円~、季節のフルーツがたっぷり詰まったフルーツパフェ1000円~が人気。ランチは終日注文可能。

交通

バス停砥部焼観光センター口から徒歩5分

住所

砥部町千足359

時間

11~17時

休み

第2木曜

駐車場

砥部焼観光センター炎の里利用50台

❶ランチの器は砥部焼観光センター炎の里で購入できる窯元のものを使用 ❷落ち着いた雰囲気の店内でランチやカフェを楽しめる

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●このページは『るるぶ愛媛 道後温泉 松山 しまなみ海道'25』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2024年8月末日取材時点のものです。料金、営業時間、定休日、メニュー等の営業内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●掲載の料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。また、入園料などは、特記のないものは大人料金です。 ●定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。 ●掲載の利用時間は、原則として開店(館)~閉店(館)です。ラストオーダーや入店(館)時間は、通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。ラストオーダーはLOと表記しています。 ●掲載の温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。 ●掲載の宿泊料金は、原則として、シングル・ツインは1室あたりの室料です。1泊2食、1泊朝食、素泊に関しては、1室2名で宿泊した場合の1名料金です。料金は取材時点での消費税率をもとに、諸税、サービス料込みで掲載しています。季節や人数によって変動しますので、お気をつけください。


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