上高地を代表する絶景ポイントを巡る、王道のハイキングコース。春から秋、表情豊かな上高地の自然に癒やされながら散策しよう。
たいしょういけ
大正4年(1915)の焼岳の大噴火によって、泥流が梓川をせき止め、一夜にして生まれたといわれるせき止め湖。周囲から流れ込む土砂によって、現在は徐々に埋まり続けている。靄が立ち込める朝夕や、立ち枯れの木々が幻想的な情景を醸し出す。
たしろいけ
正面の霞沢岳や六百山を通って湧き出してくる伏流水をたたえる。以前はもっと大きかったが、大雨による土砂の流入などで小さく、浅くなってきている。
たしろしつげん
田代池の横に広がる、上高地では代表的な湿原の一つ。穂高連峰を背後に、初夏には一面にサギスゲの白い果穂が揺れることで知られる。
たしろばし
梓川の左岸から中州まで架けられた橋。平成11年(1999)に現在の木製に改修されている。上流方向、梓川の向こうの穂高連峰の眺めに、しばし足を止める人も多い。
ほだかばし
中州から右岸に架かるのが穂高橋。田代橋で穂高連峰の眺めを楽しんだら、下流にそびえる焼岳にも目を向けてみよう。
著書『日本アルプスの登山と探検』 で上高地周辺の風土や北アルプスの魅力を世界に紹介したイギリス人宣教師、ウォルター・ウェストンのレリーフ。毎年6月にはこの碑の前でウェストン祭が開かれる。
かっぱばし
梓川に架かる全長36.6m、カラマツ製の吊橋。明治43年(1910)に河童橋「初代吊り橋」が架設建造され、現在の橋は平成9年(1997)に架け替えられた5代目。橋の上は穂高連峰の眺めがよく、絶好の記念撮影のポイントとして賑わう。
とわさんくかみこうち
20cmのホールの中に6玉もの信州産ふじりんごを使用したリンゴ本来の味わいを堪能できるアップルパイが人気。
松本市安曇上高地4468
(THE PARKLODGE)
アルピコ交通新島々駅から車で47分
9~16時(土・日曜、祝日は8時~、夏期は~17時)
ホテル営業期間中無休(冬期休業11月16日~4月下旬)
なし