長崎を代表する観光スポット。世界遺産に登録された旧グラバー住宅などの建築物や庭園、カフェなど見どころは盛りだくさん。
ぐらばーえん
平成27年(2015)に世界遺産に登録された旧グラバー住宅をはじめ、旧リンガー住宅、旧オルト住宅、旧ウォーカー住宅など復元や移築によって保存された洋風建築9棟を公開。長崎港を見下ろす美しい景色や、四季の花が咲き乱れる庭園、レトロなカフェ、レンタルドレスを着用しての散策など、楽しみがいっぱい!
長崎市南山手町8-1
電停大浦天主堂から徒歩7分
入園620円
8~18時(夏期などに夜間開園を実施。詳細は公式Webサイトで確認)※いずれも最終入園は閉園20分前
無休
なし
※現在、建物の耐震工事中のため、見学不可のエリアあり。記載期間より期間延長の可能性があるので、公式webサイトを要確認
きゅうぐらばーじゅうたく
トーマス・ブレーク・グラバーが文久3年(1863)に建てた住居。コロニアルスタイルのベランダに漆喰塗の壁、屋根には伝統的な日本瓦が用いられた和洋折衷の造り。増築を重ね、今のようなクローバー形になった。平成27年(2015)には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録された。2021年、約3年に及ぶ保存修理工事を終え、再び美しい姿を見せている。
きゅうみつびしだいにどっくはうす
ドックハウスとは造船所で船の修理などをしている間、船員たちが宿泊する施設のこと。三菱重工長崎造船所第2ドックそばに建てられたドックハウスを移築し、公開している。
きゅううぉーかーじゅうたく
大浦天主堂近くに建てられていたものを移築。ロバート・ニール・ウォーカーの次男らが暮らしていた住居。庇の形状など、細部に日本の建築様式が取り入れられている。
きゅうりんがーじゅうたく
フレデリック・リンガーの住宅だったこの建物は、西、北、南の3面にベランダを設けた木骨石造。明治初期の居留地建築の代表的な構造が見て取れる。
きゅうおるとじゅうたく
イギリス商人のウィリアム・ジョン・オルトの旧宅。春にはモッコウバラが館を覆うように咲き誇る。
※耐震保存修理工事のため、令和7年11月頃(予定)まで見学不可