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【茨城・鹿島神宮】要石や御手洗池など、注目のパワースポットの見どころ紹介|御朱印帳やお守り情報も

古代より国の守護神として信仰され、現在も多くの人々がご利益を求めて訪れる。時代を超えて崇拝される、勝利の武神の神気が息づく地へ足を運ぼう。

(写真)鹿島神宮

鹿島神宮

かしまじんぐう

神武天皇元年(紀元前660年)創祀と伝わる古社。武神・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を祀り、いにしえより東国の人々の信仰を集めた。古代から伊勢神宮のほかに「神宮」とよばれたのは鹿島神宮と香取神宮だけで、格式の高さを誇る。近年パワースポットとしても注目されている。

交通

JR鹿島神宮駅から徒歩7分

住所

鹿嶋市宮中2306-1

料金

境内自由(社務所)

時間

8時30分~16時30分

休み

無休

駐車場

60台(普通車300円)

鹿島神宮境内図

大鳥居の見出し

以前は御影石の鳥居だったが、平成23年(2011)の東日本大震災により倒壊。平成26年(2014)6月、氏子崇敬者の願いと協力により、境内に自生する杉の巨木を用いて同寸法の鳥居が再建された。

(写真)大鳥居:樹齢500〜600年の杉の木を4本使用

樹齢500〜600年の杉の木を4本使用

楼門の見出し

寛永11年(1634)に水戸藩初代藩主・徳川頼房(とくがわよりふさ)が奉納した楼門は、熊本の阿蘇神社、福岡の筥崎宮と並ぶ日本三大楼門の一つ。緑の中に鮮やかな朱色の門が映える。

(写真)楼門
楼門裏に掲げられた 木板には太陽と月、 そして武甕槌大神が 司る雷の印を見る ことができる
本宮の見出し

本殿・幣殿(へいでん)・拝殿・石の間からなる社殿は元和5年(1619)、2代将軍徳・川秀忠(とくがわひでただ)より奉納されたもの。国の重要文化財指定を受けている。本殿には御祭神の武甕槌大神が祀られている。

(写真)檜皮葺きの重厚な屋根をもつ拝殿

檜皮葺きの重厚な屋根をもつ拝殿

本殿は武甕槌大神の 神威を東北地方へ 及ぼすために北 を向いている

拝殿の奥に立つ本殿は極彩色

奥参道の見出し

本宮から300mほど続く奥参道。「奥馬場」ともよばれ、毎年5月に流鏑馬(やぶさめ)神事が行われる。杉やシイなどの古木が参道脇に並び、壮厳な雰囲気を漂わせる。

(画像)県内随一の常緑照葉樹林が広がる、県の天然記念物

県内随一の常緑照葉樹林が広がる、県の天然記念物

奥宮の見出し

慶長10年(1605)に徳川家康が本殿として奉納したもので、国の重要文化財に指定されている。元和5年(1619)の現・本殿造営時に旧本殿社殿を奥宮社殿とし、移築造営した。

(画像)神気漂う森に鎮座する安土桃山時代建造の社

神気漂う森に鎮座する安土桃山時代建造の社

要石の見出し

地震を起こす大ナマズの頭を押さえていると伝わる霊石。水戸藩主・徳川光圀(とくがわみつくに)が七日七晩掘らせても、全貌を明らかにできなかったという話は、鹿島七不思議に数えられている。

(画像)古木に囲まれ周囲には清涼な空気が漂っている

古木に囲まれ周囲には清涼な空気が漂っている

(画像)地面に突き出した要石の一部が見られる

地面に突き出した要石の一部が見られる

御手洗池の見出し

霊水をたたえるみそぎの場として知られ、人々はここで身を清めてから参拝したという。大人が入っても子どもが入っても、水面が胸の高さにくるという不思議な池。

(写真)神代から涸れるこ となく湧き出てい るという御神水。 手をすすぎ心も清 めよう

夏でも周囲には涼しい空気が漂い水はひんやりする

(写真)併設の茶屋 「一休」で 名水ホット コーヒーを

併設の茶屋「一休」で名水ホットコーヒー350円を

お守りと 御朱印帳をチェック!の見出し
(写真)要石守

要石守 

かなめいしまもり

1000円

要石がモチーフ。災難除けなどにご利益がある


(写真)武道守

武道守 

ぶどうまもり

1000円

武道の上達にご利益があるという、武神を祀る神社ならではのお守り


(写真)鹿島立守

鹿島立守

かしまだちまもり

1000円

開運出世や物事の始まりに縁起がよいとされ、男性に人気


(写真)御朱印帳 

御朱印帳 

ごしゅいんちょう (御朱印料含む)

2000円

楼門を刺繍し、裏は巴紋。このほか全国の一之宮御朱印帳もある

ひと足延ばして訪れたいの見出し
(写真)西の一之鳥居

湖上に立つ鳥居としては日本最大級

西の一之鳥居

にしのいちのとりい

鹿島神宮本殿の西方約2㎞、車で5分ほどのところにある北浦に立つ、湖底からの高さ18mの西の一之鳥居は、水上鳥居としては日本最大級の大きさ。かつて水路での参拝が多かった時代に存在していた鳥居を再現。

交通

JR鹿島神宮駅から車で7分

住所

鹿嶋市大船津鰐川上(神宮橋付近)

料金

見学自由

時間

見学自由

休み

見学自由

駐車場

なし

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●このページは『るるぶ茨城’25』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2024年9月末日取材時点のものです。料金、営業時間、定休日、メニュー等の営業内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●掲載の料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。また、入園料などは、特記のないものは大人料金です。 ●定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。 ●掲載の利用時間は、原則として開店(館)~閉店(館)です。ラストオーダーや入店(館)時間は、通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。ラストオーダーはLOと表記しています。 ●掲載の温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。 ●掲載の宿泊料金は、原則として、シングル・ツインは1室あたりの室料です。1泊2食、1泊朝食、素泊に関しては、1室2名で宿泊した場合の1名料金です。料金は取材時点での消費税率をもとに、諸税、サービス料込みで掲載しています。季節や人数によって変動しますので、お気をつけください。


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