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湯河原へ日帰り旅行!温泉や自然、老舗の銘菓を堪能してリフレッシュ

箱根とともに神奈川を代表する名湯として知られる湯河原温泉は、湯量が多く効能も豊か。『万葉集』にも詠まれており、古い歴史がうかがえる。思い思いの過ごし方で癒やし時間を楽しもう。

JR湯河原駅までは、東京駅から特急踊り子号で約1時間15分。ほか東海道新幹線で小田原まで向かい、JR東海道本線に乗り換える方法もある。

JR湯河原駅発車のバスは日中1時間に4〜5本出ている。

万葉公園 玄関テラスと湯河原町駅前観光案内所、町立湯河原美術館で、電動アシスト付き自転車を貸し出している。1時間500円〜(返却場所が貸出場所と異なる場合は+200円)、9〜17時

モデルプランの紹介

緑に囲まれた名湯と食、読書でまったり

湯河原惣湯 Books and Retreat

ゆがわらそうゆ ぶっくす あんど りとりーと

食事や読書、森林浴も楽しめる日帰り温泉施設。気軽に利用できるカフェや観光案内機能を備えた「玄関テラス」、ライブラリーやダイニングを併設する日帰り温泉の「惣湯テラス」がある。施設のある万葉公園の自然とともにそれぞれの過ごし方でリラックスした時間を楽しめる。「惣湯テラス」は原則予約が必要。

1.100冊以上の多彩な本が並ぶライブラリー /2.室内のラウンジや屋外テラスなど休憩スペースも各所に用意/3.野菜と魚中心の月替わりの和食をダイニングで味わえる/4.仕切りのある半個室風の露天風呂。奥の湯に貸切露天風呂もある

惣湯テラス

そうゆてらす

石組がモダンな露天風呂や貸切露天風呂で源泉かけ流しの湯を楽しめるほか、ゆったり過ごせるライブラリー、ヘルシーな和食を味わえるダイニングがある。食事ありとなしのプランが用意されている。

住所

湯河原町宮上704(万葉公園内)

交通

JR湯河原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス不動滝または奥湯河原行きで9分、落合橋下車、徒歩15分

料金

6500円(食事なしの場合は3300円)

時間

10〜18時(土・日曜、祝日は〜20時)最終入館は閉館の1時間30分前 ※食事は11時30分〜13時30分LO、17時〜18時30分LO(夕食は土・日曜、祝日のみ)

休業日

水曜・第2火曜

パーキング

12台(無料)

1.自然に包まれて立つ。万葉公園の入り口近くにあるので気軽に立ち寄りたい/2.コワーキングスペースの戸外にも豊かな自然が広がる /3.4. あんバターサンドやホットドッグ~チーズをそえて~などのパン類やデザート、ドリンクをカフェで購入できる

玄関テラス

げんかんてらす

1階にテイクアウト専門のカフェがあり、自由に閲覧できる本や雑誌、観光案内のチラシが並べられている。2階はコワーキングスペースと眺めのよい屋外テラスで、園内随所のテラスでもくつろげる。

住所

湯河原町宮上566(万葉公園内)

交通

JR湯河原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス不動滝または奥湯河原行きで9分、落合橋下車すぐ

料金

入館無料

時間

10時〜17時30分

休業日

第2火曜

パーキング

23台(無料)

湯河原温泉街の中心にある 渓流と緑が心地良い歴史公園

1.鳥居の奥には狸福神社があり、湯河原の湯を発見したと伝わる夫婦のタヌキを祀る/2.滝テラス、岩テラスなど遊歩道の随所に休憩できるテラスが点在

万葉公園

まんようこうえん

緑豊かな渓流沿いに散策路があり、ベンチの置かれたテラスが点在。カフェや日帰り温泉施設、狸福神社、熊野神社のほか、湯河原を詠んだ『万葉集』の歌碑や『万葉集』に登場する草花も見られる。

住所

湯河原町宮上566

電話番号0465-64-1234

(湯河原温泉観光協会)

交通

JR湯河原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス不動滝または奥湯河原行きで9分、落合橋下車すぐ

料金

散策自由

時間

散策自由

休業日

散策自由

パーキング

35台

文豪も愛した老舗の和菓子 素朴な味わいの名物・きび餅

1.きな粉の風味豊かなきび餅16個入り900円~。やわらかな口どけで甘さ控えめ/ 2.2色団子1本200円

3.かるかん饅頭10個入り1500円。鹿児島出身の職人がいたことで作られ始め、今やお店の名物に/4.風格のある店構え。島崎藤村もひいきにしていた

小梅堂

こうめどう

明治43年(1910)創業の湯河原最古の歴史を誇る和菓子店。湯河原名物の元祖きび餅は、甘さ控えめな昔ながらの味わいの和菓子。2色団子も人気で、ほかにも季節の和菓子を販売している。

住所

湯河原町宮上483

交通

JR湯河原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス不動滝または奥湯河原行きで10分、公園入口下車すぐ

時間

9〜14時(売り切れ次第終了)

休業日

水・木曜

パーキング

なし

マイナスイオンを浴びてリフレッシュ

明治の文豪・夏目漱石の未完の絶筆『明暗』に不動滝が登場している

不動滝

ふどうたき

勢いよく流れ落ちる落差15mの滝を近くから眺められる。滝の左側に身代わり不動尊、右には出世大黒尊があり、厄除けや出世のご利益で知られる。滝へ向かう途中にある茶屋で甘酒を味わえる。

住所

湯河原町宮上750

電話番号0465-64-1234

(湯河原温泉観光協会)

交通

JR湯河原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス不動滝または奥湯河原行きで13分、不動滝下車、徒歩1分

料金

散策自由

時間

散策自由

休業日

散策自由

パーキング

5台(無料)

クッキーの甘い香りに誘われて 親子でお菓子作りや工場見学

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

ちぼりゆがわらすいーつふぁくとりー

クッキーメーカー「ちぼり」の工場に併設された、「五感で楽しむスイーツファクトリー」。ちぼりの直営ショップやカフェ、お菓子作り体験(要予約)、ミニ工場見学、クッキー食べ放題のバイキングなど、子どもと楽しめる施設が充実している。

住所

湯河原町土肥1-15-4

交通

JR湯河原駅から徒歩3分

料金

入館無料

時間

10〜17時

休業日

無休

パーキング

30台(商品購入で1時間無料、2000円以上の場合は2時間無料)

クッキーバイキング

くっきーばいきんぐ

日替わりで用意される8種類のクッキーが食べ放題。小ぶりなものが多く、1皿には10枚以上入れられ、ワンドリンク付きで660円とお得感のある値段設定。食感や風味の違うクッキーを楽しもう。

クッキーバイキングの画像
料金

660円(ドリンクセット)

時間

施設に準ずる

休業日

施設に準ずる

ショップ

しょっぷ

「赤い帽子」、「ちぼりチボン」など、おみやげにぴったりなちぼりブランドの多彩なお菓子が豊富に並ぶほか、工場直売ならではのアウトレット品も。神奈川県産のみかんを使った焼き菓子も販売。写真はサブレサンド(みかんジャム)8枚入1296円。

ショップ画像
時間

施設に準ずる

休業日

施設に準ずる

mini工場見学

みにこうじょうけんがく

建物の2階からガラス越しに、お菓子の製造の様子を見学。ベルトコンベアに乗ってクッキーが流れてくる様子などを見学できる。パネル展示や動画でも製造工程などを紹介している。予約不要で自由に見学可能。

mini工場見学の画像
料金

無料

時間

10〜16時

休業日

施設に準ずる

お菓子作り体験

おかしづくりたいけん

ちぼりのクッキーにシュガーペンを使って好きな絵を描き、オリジナルクッキーを作れる。エプロンや帽子も用意されているので、気軽に参加できる。週末や祝日などに開催され、事前に予約が必要。

お菓子作り体験の画像
料金

1000円

時間

11時〜、13時30分〜の1日2回

休業日

平日

カフェ

かふぇ

湯河原をはじめ、神奈川県産の柑橘類を使ったシュークリームやプリン、ジェラートなどのスイーツやドリンクが味わえる。ショップの隣にあるのでひと休みしよう。写真はシュークリーム 湯河原みかん味297円。みかんの葉を模したチョコレートが飾られたキュートなルックスが特徴。

カフェの画像
時間

施設に準ずる

休業日

施設に準ずる

江戸時代から続く湯河原の伝統行事

湯かけまつり

ゆかけまつり

江戸時代に起源をもつ伝統的な祭りで、毎年5月に開催される湯河原の風物詩。合計約60tの温泉の湯が入った樽と桶が沿道に用意され、温泉街を練る神輿に豪快に浴びせかける。

電話番号0465-64-1234

(湯河原温泉観光協会)

時間

毎年5月第4土曜の19時30分〜21時

2023年12月、新しい日帰り温泉が登場

1.エントランスの棚にはインクの入った瓶がズラリ /2.オプションのひとてま茶漬け1500円

3.好きな色を作ることができるオリジナル インクづくり体験付のプランは、文豪の地・ 湯河原ならではの体験

4.湯河原温泉を源泉100%かけ流しで堪能できる

湯河原温泉 おふろcafé HITOMA

ゆがわらおんせんおふろかふぇひとま

日帰り湯治と体験を楽しめる完全予約制の温泉施設がオープンした。源泉かけ流しの温泉に浸かり、明治の文豪に愛された湯河原にちなんでインク作りを体験できる。食事処のお茶漬け喫茶、クリエイター向けの設備が整う宿泊用の客室も設けている。

住所

湯河原町宮上742

交通

JR湯河原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス不動滝または奥湯河原行きで10分、公園入口下車、徒歩15分

料金

日帰りプラン(入館のみ)1280円、インク作り体験付きプラン2980円

時間

午前の部11〜15時、午後の部14〜18時

休業日

不定休

パーキング

9台

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●このページは『大人の日帰り旅 首都圏2025』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2023年12月末日取材時点のものです。料金、営業時間、定休日、メニュー等の営業内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●掲載の料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。また、入園料などは、特記のないものは大人料金です。 ●定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。 ●掲載の利用時間は、原則として開店(館)~閉店(館)です。ラストオーダーや入店(館)時間は、通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。ラストオーダーはLOと表記しています。 ●掲載の温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。 ●掲載の宿泊料金は、原則として、シングル・ツインは1室あたりの室料です。1泊2食、1泊朝食、素泊に関しては、1室2名で宿泊した場合の1名料金です。料金は取材時点での消費税率をもとに、諸税、サービス料込みで掲載しています。季節や人数によって変動しますので、お気をつけください。


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大人の日帰り旅 首都圏2025

東京の新しいランドマーク・麻布台ヒルズや、現代アートの街として注目の前橋、ワイナリーやウィスキーの蒸留所と食を楽しめる小諸など、旬な旅をご案内。ほかにも非日常の空間を味わえる絶景カフェや、魅力を再発見できる東京の身近なおでかけスポット、季節のフルーツや新鮮野菜、リノベダイニングなど食の旅、陶芸や温泉、蔵の街さんぽなど…大人だからこそ行ってみたい首都圏の日帰りスポットをご紹介します!

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