初めてのインド旅行の定番プランは、インド北部の主要3都市、デリー・アグラ・ジャイプールを三角形に巡る通称「ゴールデントライアングル」。旅行会社の周遊プランなら、短い日数でもみどころを確実におさえられる。
北インド旅行の玄関口はデリー。日本からの到着便は夕方~夜着なので、この日はホテルに直行し、翌朝からの観光に備えよう。旅行会社やホテルに送迎を依頼しておくと安心だ。小額紙幣を多めに両替しておこう!
世界遺産の遺跡群は、イスラム教とヒンドゥー教の建築様式が融合した独特の建造物がみどころ。狭い範囲に建てられているので、最大1時間を見ておけば充分。
開発が進むサウスデリーには、感度の高いカフェやショップが多数。おしゃれなカフェでモーニングを楽しんだ後は、自然派コスメや雑貨店、高感度のセレクトショップなどを回ろう。
タージマハルの原型といわれるムガル帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟。1時間程度で回れるが、四角く区切られたペルシア式庭園をのんびり散策するのもおすすめ。
必食のインド料理店を雰囲気と予算でチョイス。定番のカレーはもちろんタンドリーチキン、ビリヤニにもチャレンジしたい。インド各地の料理が食べられるのも、デリーならでは。
完璧なまでに均整のとれた建造物にだれもが目を疑う、インドを代表する世界遺産。レンタル衣装店でサリー(男性はクルタ)を着付けてもらってから訪れると、一段と思い出深いものに。
ムガル帝国の繁栄を象徴する歴代皇帝の居城は、一部だけ一般開放されている。細かい彫刻や建築物はもちろん、城内から見えるタージマハルにテンションが上がる!
アグラと聖地アジメールとの間に造られた世界遺産の都を見学。わずか14年で放棄されたため、イスラムとヒンドゥー双方の様式が融合した、ムガル建築独特の建造物が状態よく残っている。
アグラへ向かう前に、ジャイプール郊外の村にある巨大な階段井戸に立ち寄り。映画の舞台にもなったチャンド・バオリは芸術的な建造物が話題に。彫刻に囲まれたミステリアスなたたずまいは一見の価値あり。
独自の建築様式がすばらしいジャイプールの必見遺跡へは、名物の象タクシーに乗って入ろう。山の斜面に築かれており階段が多いので、歩きやすい靴と服装で。
「ピンクシティ」とよばれるジャイプールのアイコン。姿を見られることを許されなかった宮中女性たちのためにマハラジャが造った宮殿は、ぜひ内側からの眺望を堪能したい。
まるで野外アートのような天文観測施設。日時計など影を使った観測儀がメインなので、晴れの日に訪れたい。1728年に造られた観測儀が今も正確に利用できているというから驚き!
デリーの国際空港へ。出発時刻3時間前にチェックインを行うが、道路事情が良好ならば、空港へ向かう前にスーパーへ立ち寄って最後の買物を。