北海道の北部にある利尻島と礼文島を一周し、北海道本島最北の地を目指す。前編は利尻・礼文島の絶景とグルメを堪能!
2014年8月に特番としてスタートした、テレビ東京の人気旅バラエティ番組。「電動バイクでニッポンを縦断する人情すがり旅!」がキャッチフレーズ。放映時間や同時放送局、配信情報は以下の公式サイトで確認を。
エゾカンゾウは6月下旬~7月中旬が見頃。
ふじのえんち
利尻島北側にあるエゾカンゾウの大群落地。海に向かって遊歩道が続き、高台にある展望台からは、雄大な利尻島の自然が見られ、すぐ近くに礼文島も望める。
❶湖の周りを一周できる徒歩30分ほどの遊歩道もある。/❷レストハウス内「わかさんの店」で食べた地元産ウニ
おたとまりぬま
アカエゾマツ原生林に囲まれた湖沼。水面には逆さ利尻富士が映ることもあり、周辺から見た景色は、北海道みやげで知られる「白い恋人」のパッケージにも採用されている。
出発時は曇っており、頂上が隠れていた利尻山(利尻富士)。その後天気は晴れ、「オタトマリ沼」を出たころには見事な山容を見せて哲朗を感激させた。
アザラシがプールにいるのは5〜9月ごろ。奇岩や利尻富士の眺望もみどころ。
せんほうしみさきこうえん
海に面した公園で、利尻山の溶岩が海に流れ込んでできた奇岩が見られる。海中には天然昆布などの姿も見られ、園内の「みさき物産」では昆布、ウニなど利尻みやげを購入できる。
「みさき物産」の店主から、「アザラシは稚内の水族館から出張中」と聞かされる。野生だと思っていた哲朗は、「聞きたくなかった」と崩れ落ちた。
❶衝撃の事実に固まってしまった哲朗/❷「みさき物産」ではさまざまな利尻昆布を販売
みさきぶっさん
りしりふるさとしょくどう
うどんやそば、定食からホッケのちゃんちゃん焼き1500円など、地元名物の海鮮まで、幅広い料理を味わえる食事処。夜は焼肉が自慢の居酒屋になる。
きたぐにぐらんどほてる
利尻島の海の幸や天然温泉の露天風呂でリラックスできるホテル。洋室から和室まで幅広い客室を備える本館のほか、車で3分ほどのところにはコテージもある。
2日目は「ハートランドフェリー」に乗り、利尻島から礼文島へ。フェリー内ではスペイン人バックパッカーと出会い、北斗さんが流暢なスペイン語で会話する意外な一面も。
❶北斗さんは哲朗の通訳のようになっていた/❷フェリーはそのほか稚内~利尻/礼文航路などもある
❶スコトン岬の手前にある「江戸屋山道」は、まるで海外にいるかのような荒涼とした景色を望める景勝地/❷岬の先には無人島のトド島も見える
すことんみさき
礼文島の最北端で、周囲を大海原に囲まれた断崖絶壁の先端部には展望台がある。約1km先の無人島、トド島を望み、アザラシの姿を見かけることもある。
スコトン岬の海に面した場所で、暖かい時期のみオープンする民宿へ立ち寄った一行。その立地や見事な眺望のほか、広く清潔な雰囲気の部屋も気に入った様子。
❶岬の先端へ向かう遊歩道から脇に下ったところにある/❷民宿からはアザラシが見られることもあると聞き、一行はソワソワ
みんしゅく すことんみさき
香深港フェリーターミナルから車で35分
北海道礼文町船泊村スコトントマリ
1泊素泊まり1万1000円~(年によって異なる)
IN16時/OUT10時
9月~5月中旬
10台
しまのひと れぶんとうほんてん
スコトン岬唯一の売店として賑わい、礼文・利尻島みやげが幅広く揃う。店内には食事処もあり、ウニやホッケ、イクラなど、礼文島グルメを満喫することもできる。
アザラシが集まるスポットがあるとの情報をゲットし、向かう一行。到着すると海上に大量のアザラシがいて、北斗さんが大興奮。隣で大声を上げる様子に、縫田ディレクターがたまらずうるさいとぼやく一幕も。
❶岩礁にアザラシが集まり、想像以上の数にびっくり/❷念願のアザラシを見られた北斗さんは大喜び