「アートな街」としても注目の高い富山。県を代表する2つの美術館に加え、新たに誕生した街のシンボルにも注目!
デザインの魅力をちりばめた美術館
とやまけんびじゅつかん
ガラス張りの東面から雄大な立山連峰を一望。建築は内藤廣氏、ロゴマークは永井一正氏、ユニフォームは三宅一生氏と豪華な顔ぶれ。「アートとデザインをつなぐ」をコンセプトの一つとして、ピカソやミロ、ロートレック、藤田嗣治などの作品をはじめ世界の近・現代アートやポスター、椅子などのデザインコレクションを展示。
富山市木場町3-20
JR富山駅から徒歩15分
コレクション展300円(企画展は展覧会により異なる)
9時30分~18時(入館は~17時30分)、ミュージアムショップ10時~、飲食店は店舗により異なる、屋上庭園8~22時(入園は~21時30分)
水曜(祝日を除く)、祝日の翌日、屋上庭園は12月1日~3月15日
103台(2時間まで無料)
すわろう かふぇ
外側全面ガラス張りの店内から晴れれば立山連峰が一望できる。地元ベーグル専門店の直営で、ベーグルと野菜が主役のランチ、美術館と連動するアートなスイーツが揃う。ベーグルは持ち帰りも可。カウンターやテーブル席のほか富岩運河環水公園が一望できるテラス席もある。
びびびとじゅるり
「アートとイート」をテーマに、富山県美術館の企画展と連動したコラボレーションメニューを展開。メニューには県内15市町村から届く旬の素材を使い、富山の職人が手がけたオリジナルの食器で提供される。3階にあり、大きな窓からは立山連峰を望む。
みゅーじあむしょっぷ
美術館のコレクションや企画展に関連する書籍、生活を彩るグッズを揃える。ものづくりが盛んな富山県の優れたプロダクツやショップオリジナルグッズの販売、多彩なフェアも開催。スタッフの当館ならではの衣装デザインもチェック。
ガラスの街の魅力を広く発信
とやましがらすびじゅつかん
ガラス芸術の盛んな富山の象徴的なミュージアム。現代ガラス美術作品のコレクションや富山ゆかりの作家作品を常設展示する。企画展では主に1950年以降の現代ガラスを中心に展示しており、話題を集めている。隈研吾氏が設計を手がけたTOYAMAキラリ内にある。
富山市西町5-1
市電西町電停から徒歩1分
常設展200円
9時30分~18時(金・土曜は~20時)、カフェ10~18時
第1・3水曜(企画展により異なる)、カフェ水曜
なし
みゅーじあむしょっぷ
展覧会図録や富山の作家による工芸品、TOYAMAキラリ関連商品など多彩。※商品の価格は取材時のもので変更の場合あり
ニューヨークを拠点に活動する富山出身の芸術家・吉野美奈子氏による大理石彫刻モニュメント『Lovers』が富山駅前に立つ。「つながり」をコンセプトに、何かが愛から生まれてゆく瞬間を表現。富山に暮らす人、訪れる人を温かく迎えてくれる富山のシンボルだ。
ここで買えます!
あーばんしょっぷ
Lovers純米吟醸720㎖1980円(写真右)。「Lovers」の物語をイメージした酵母を使用。やわらかな仕上がりのなかに懐かしさと新しさが感じられる純米吟醸。 Lovers XO(スパークリング日本酒)720㎖3960円(写真左)。華やかな口当たり、繊細でエレガントな味わいと、気品あふれる香りが特徴の純米大吟醸酒をベースに作られたスパークリング酒。飲みきりサイズのハーフサイズ360㎖2200円も登場。