Q: 竿燈まつりっていつから始まったの？

原型となるのは宝暦年間（1751～64）に行われていたねぶり流し行事に由来する。笹竹などに願い事を書いた短冊を飾って練り歩き、最後に川へ流す災厄払い。のちにろうそくが普及し、高燈籠が組み合わされ今の形になった。

Q: 竿燈ってどんなもの？

竿燈は竹を縄で結び組み立てたもので、大若、中若、小若、幼若の4種類がある。最も大きい大若は提灯が46個下がり、親竹と継竹をつなぎ高さ12mとなる。重さはなんと50㎏にも及ぶ。

団体・町内ごとに技術を競い合う昼竿燈と、1万個もの提灯が大通りを埋め尽くす夜竿燈のみどころをチェック！

屋台村で秋田グルメを！

秋田竿燈まつり主会場の西側・市役所会場に設けられる屋台村では、秋田名物など多彩なグルメが楽しめる。比内地鶏料理やきりたんぽを片手にお祭りを楽しもう! 各日15～22時営業予定。

竿燈まつりスケジュール（予定）

【昼竿燈】

●8月4・5日

9:00～15:40 妙技大会

●8月6日

9:20～15:00 妙技大会

※時間は変動あり

【夜竿燈】

●8月3～6日

18:15 交通規制開始

18:50 竿燈入場

19:15 竿燈演技開始

20:35 ふれあい竿燈

20:50 竿燈退場

21:00（戻り竿燈）

有料観覧席で見よう！

竿燈大通りの中央分離帯に設置された有料観覧席がおすすめ。ひな壇席の上段からは夜空に揺れる竿燈の明かりをゆっくり見学でき、前列からは差し手に近い目線で迫力ある演技を体感できる。

8月4～6日の日中には、エリアなかいちで昼竿燈が行われ、各町内・団体を代表する精鋭たちが妙技を競い合う。審査は規定、自由、個人、囃子方の部門がある。見事な妙技に観客からは歓声が上がり、一体となって盛り上がる。

19時15分ごろ、約280本の竿燈は竿燈会会長の合図とともに一斉に立ち上がる。「どっこいしょー」のかけ声と流麗なお囃子に合わせて、手の平、額、肩、腰を使って力強い演技を披露。見物客はその迫力に圧倒される。