
アニメ「青春ブタ野郎」シリーズの魅力は、主人公・咲太の前に続々と現れる個性豊かな登場人物たち。まずは、相関図からその関係性を振り返ってみよう。

思春期症候群――
不安定な精神状態によって引き起こされるとネットで噂の不思議現象。
梓川咲太、高校2年生。 江の島からもほど近いとある高校に通う彼は、この年、さまざまな“思春期症候群” を引き起こした少女たちと出会う。
たとえばそれは、図書館で出会った野生のバニーガール。
彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩。魅惑的な彼女の姿は、なぜか周囲の人間の目には映っていなかった。彼女はなぜ見えなくなってしまうのか―。
謎の解決に乗り出した咲太は、麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知り……。
空と海が輝く町で紡がれる、心揺れる少女たちとの不思議な物語。


あずさがわさくた
峰ヶ原高校の2年。今どき携帯電話を持っていない変わり者。さまざまな思春期症候群を発症する少女たちと出会う。麻衣と交際中。

さくらじままい
峰ヶ原高校の3年。国民的な人気女優であり、咲太の彼女。真面目で礼儀正しく、気が強い性格。芸能活動と学業を両立して、多忙な日々を過ごしている。

こがともえ
峰ヶ原高校の1年。咲太とはお互いの尻を蹴り合った、よき先輩後輩の仲。咲太が働いているファミリーレストランでアルバイトをしている。

ふたばりお
峰ヶ原高校の2年。咲太の数少ない友人の一人で、科学部に所属している。いつも冷静沈着で、思春期症候群の相談をもち掛ける咲太に、的確なアドバイスをする。

とよはまのどか
麻衣の母親違いの妹。アイドルグループ・スイートバレットのメンバーとして活動している。シスコンで、咲太が麻衣に変なことをしないよう牽制している。

まきのはらしょうこ
咲太の初恋の女性と同姓同名で、顔もよく似ている。シャイな性格だが、心の優しいしっかり者。

あずさがわかえで
咲太の妹。いじめによって思春期症候群を発症。そのストレスで記憶をなくし、2年間を別人格の“かえで”として過ごす。

あずさがわかえで
花楓の別人格。お兄ちゃんとパンダが大好きで、咲太の理想の妹になるために邁進する。2年間、家から一歩も出られず、自宅で過ごす。

くにみゆうま
峰ヶ原高校の2年。咲太の数少ない友人。運動神経がよく、バスケ部に所属している。同級生の彼女がいるが、咲太や理央を大切にする友達思いの一面も。

空と海が輝く街・神奈川県藤沢市を舞台に繰り広げられる、心揺れる少女たちとの出会いを描いた本作では、実在する駅や施設などが登場することも。アニメ内のリアルな背景描写にも注目!

咲太の通学シーンをはじめ、駅前や駅構内、電車内のシーンなどに、江ノ電やJRが頻出する。

JR藤沢駅は咲太や麻衣の自宅の最寄り駅として登場

峰ヶ原高校の最寄り駅・七里ヶ浜駅

各キャラクターが江の島周辺に実際にある施設やイベントへ訪れるシーンは必見だ。

咲太と朋絵はデートで新江ノ島水族館を訪れた

江の島中津宮広場展望デッキは朋絵が咲太に告白した場所

咲太・理央・国見は、3人でふじさわ江の島花火大会を見る

作中には一部、神奈川県以外のスポットも登場する。どこが登場するかも注目してみよう。

咲太と麻衣が電車を乗り継ぎたどり着いた、岐阜県のJR大垣駅

咲太が金沢を訪れた際に描かれたJR金沢駅前にある鼓門