
ドイツ南部の都市ミュンヘンは、街の中心地であるマリエン広場周辺にみどころが集まる。歴史を感じながら、活気あふれる街並みを歩こう。



2つの塔は北が約99m、南が約100m。

黒大理石でできたルートヴィヒ皇帝の記念廟
Frauenkirche
1468~1588年に建てられた後期ゴシック様式の聖母教会。シンボルである、タマネギのような形の屋根の2本の塔は16世紀に建てられた。内部にあるキリスト教の受難を説明したステンドグラスは必見。
Sバーン1~6・8 Uバーン3・6 Marienpl.駅から徒歩5分
Frauenpl.1
無料(南棟は€7.50)
8~20時※ミサの間は見学不可、南棟は10〜17時(日曜、祝日11時30分〜)
なし


クリスマスマーケットの会場にもなるマリエン広場。いつも多くの人で賑わっている

庁舎の前には金の聖母子像がそびえる

バイエルン公ヴィルヘルム5世の結婚式を32体の人形が再現する仕掛け時計

エレベーターで高さ65mの新市庁舎の展望台へ。周囲に高い建物がないのでミュンヘンを一望できる。天気がよければアルプスの山並みも望める
Marienplatz & Neues Rathaus
ミュンヘン観光の起点となるマリエン広場に面して、高さ85mの尖塔が印象的なネオ・ゴシック様式の新市庁舎が立っている。中央の鐘楼にある仕掛け時計は、11・12・17・21時(時期によって異なる)に動き出す。塔の上は展望台となっており、エレベーターを乗り継いで行くことができる。
Sバーン1~6・8 Uバーン3・6 Marienpl.駅からすぐ
Marienpl.8
新市庁舎の見学はツアーのみ
新市庁舎の見学はツアーのみ
新市庁舎の見学はツアーのみ
塔
€7
見学時間15分(サイトか観光案内所でチケットを購入)
年数回の特定休


11世紀の建築。上まで登れる尖塔は高さ92m
St. Peterskirche
ミュンヘン最古の教会で、地元の人々には“年寄りのペーター”ともよばれている。内部のフレスコ画の天井や装飾が見事。第二次世界大戦で破壊された当時の写真も展示されている。約300段の階段で上がる展望台もあり、そこにはミュンヘン一の眺めが待っている。
塔
€5
9時~19時30分(11〜3月は〜18時30分)、入場は各30分前まで
なし


ご当地グルメ&スイーツからおしゃれな民芸品まで幅広い品揃え

1.かわいらしいボトルに入ったハチミツワイン
2.マイバウムはヴィクトアリエン市場のシンボル
Viktualienmarkt
花、生鮮食品、パン、ワイン、ハチミツなどさまざまな店が軒を連ねる。ビアガーデンもあり、特に晴れた日には多くの市民が訪れる。買い物を楽しみたいなら、品揃えが豊富な午前中が狙い目だ。市場内には“五月の木”を意味するマイバウムが立っている。


赤いとんがり屋根が目印
Spielzeugmuseum im Alten Rathausturm
旧市庁舎の中にある博物館で、クマのぬいぐるみや鉄道のおもちゃなどが出迎えてくれる。ヨーロッパやアメリカから収集したアンティークのコレクションで、ドイツの有名ぬいぐるみメーカー「シュタイフ」の貴重な品も並ぶ。


Dallmayr
創業1700年の老舗高級食材店。特に上質なコーヒーとチョコレートが有名。人気があるオリジナルブレンドコーヒーProdomoは、2階にあるカフェで飲むことができる。
Sバーン1~6・8 Uバーン3・6 Marienpl.駅から徒歩5分
Dienerstr. 14-15
カフェ&ビストロ9時30分~18時、バー&グリル9時30分〜22時、ショップ9時30分〜19時(金曜は〜19時30分)
日曜
英語スタッフ常駐

チョコレート。いろいろな味が楽しめる詰め合わせ

1.エスプレッソd'Oro(250g)€5.90
2.コーヒーProdomo(250g)€6.90


66mの長さの骨董の間は最大のみどころ
Residenz
バイエルン王国を治めたヴィッテルスバッハ家の居城で、現在は博物館や劇場となっている。王宮の内部をそのまま見ることができ、その豪華絢爛な装飾や調度品、収集された芸術品などのスケールに圧倒される。
Sバーン1~6・8 Uバーン3・6 Marienpl.駅から徒歩5分
Residenzstr.1
レジデンツ€10、宝物館€10、(レジデンツと宝物館の共通券€15、レジデンツ、宝物館、キュヴィリエ劇場の共通券€20)
9~18時(時期により変動あり)
なし


Aran Fünf Höfe
地元で評判のカフェ。セルフサービス式なので、まずはカウンターで注文を。こだわりのコーヒーとオープンサンド€5が人気。店内の座席は少ないが、スタンド席もあり、手軽にコーヒータイムを楽しめる。

レジデンツ近くのショッピングエリアにある