日本でも人気のバンクシー探索に、ロンドンの街へ繰り出そう! ビルの建て替えや上塗りなど、消滅の危機を免れた貴重な作品群を探してみよう。
ロンドンを中心に世界各地のストリートやビルの壁などに忽然と現れる落書きアート。作風は反戦・反権威・反資本主義など社会的メッセージ性が強い。描いている姿を目撃した者はなく、身元不詳のアーティスト。大英博物館などに無許可で作品を陳列したり、2018年、サザビーズで落札直後に絵の中に仕掛けたシュレッダーが作動し、絵画を断裁したことで世間を驚愕させた。
※紹介している作品は2024年12月現在のものです。今後消失する可能性もありますので、見学の際は事前にご確認下さい
Banksy Basquiat
アメリカ人芸術家ジャン=M・バスキアへのオマージュとして描かれた2017年作品。バスキア展開催時に制作された。
地下鉄Barbican駅から徒歩4分
Golden Ln., Barbican
I Love London Robbo Rat
「LONDON doesn’t work」とメッセージがあったが、現在は「I Love LONDON」に上書きされたネズミのアート。
地下鉄Barbican駅から徒歩6分/Moorgate駅から徒歩6分
39 Chiswell St.
His Masters Voice
バズーカを持った犬はほかのアーティストとのコラボ作品。パブ「The Viaduct(ザ・ヴィアダクト)」の裏庭にある。
地下鉄Old Street駅から徒歩5分
81 Rivingston St.
Extinction Rebellion
あどけない少女が植樹する2019年の作。環境団体の活動直後に出現したため、賛同の意を表した作品といわれる。
地下鉄Mable Arch駅から徒歩2分
Mable Archの左手の壁
The Basquiat merry go round
Guard Dog
警察官が懐中電灯を手にプードルのリードを引いて捜査する様子を描いた作品。Ⓒと同じ建物の裏庭にある。
地下鉄Old Street駅から徒歩5分
81 Rivingston St.
2024年8月5日、ロンドン南西部リッチモンドに黒いペイントで描かれたヤギの姿が突如現れた。以来9日連続でロンドン各地にさまざまな動物が描かれ、動物シリーズとして世界中の話題に。
Three Monkeys
2024年夏の動物シリーズとしてロンドンオーバーグラウンドの陸橋に描かれた3匹の猿。
地下鉄Shoreditch High Street駅から徒歩5分
Brick Ln, E1 6HR