
旅の計画を立てる際には、気候や服装など基本的な情報をしっかり確認しておこう。

もっとも大事な基本5カ条がこちら!
(2025年4月現在)
2023年より欧州単一通貨ユーロ(€)を導入。補助通貨はセント(¢)で、€1=100¢。硬貨裏面の絵柄はクロアチア地図、旧自国通貨クーナの語源にもなったイタチ科の動物テン、発明家ニコラ・テスラなど。

シェンゲン協定加盟国。日本国籍者が観光目的で入国する場合、直近180日のうち90日以内の滞在ならビザは不要。ただし、出国時にパスポートの残存有効期間が3カ月以上必要。

日本からツアーで行く場合、往復の空路で必要な3日間を除くと現地で4日以上はほしいところ。スロベニアと組み合わせると10日前後のツアーも多い。12日間あれば、モンテネグロなどの隣国にも足を延ばせる。

気候がよく、各種交通機関やイベントなどが充実する夏が旅行しやすい。その分混雑も激しいので、ホテルの確保やレストランの予約が難しくなる可能性も。ゆっくりしたいなら少し落ち着いた春や秋もおすすめ。

日本より8時間遅れなので、日本が正午のときにクロアチアは午前4時。3月最終日曜から10月最終日曜まではサマータイムとなり、日本より7時間遅れになる。

出発前に確認しておきたいクロアチアの祝日やイベント。祝日は観光施設や店も休みになることがあるので、お出かけ前に確認を。
★印が付いたイベント・祝祭日は毎年日付が変わる。上記の日付は2025年5月~2026年4月のもの

【祝祭日】
1月1日 元日
1月6日 救世主公現祭

【イベント】
●4月21日~10月18日 ザグレブ・タイムマシーン
この期間中は、旧市街の至る所でクロアチアの歴史的な人物や慣習に出合えるイベントが開催される。
【祝祭日】
4月5日 イースター★
4月6日 イースターマンデー★

【祝祭日】
5月1日 労働者の日
5月30日 建国記念日

【イベント】
●6月14~28日 国際子どもフェスティバル <シベニク>
ユニークな楽しみが盛りだくさんの、子どものためのカルチャーイベント。
【祝祭日】
6月19日 聖体節★
6月22日 反ファシスト闘争の日

【イベント】
●7月10日~8月25日 ドゥブロヴニク・サマーフェスティバル
ドゥブロヴニクを舞台に音楽やダンス、演劇などさまざまなパフォーマンスが繰り広げられる。
●7月14日~8月14日 スプリット・サマー・フェスティバル <スプリット>
オペラやバレエなどの舞台芸能を中心とした芸術を堪能できる夏の祭典。
●7月16~20日 国際フォークロア・フェスティバル <ザグレブ>
クロアチアをはじめ、各国からフォークロア・グループが集まり、民族衣装やダンスを披露する。

【祝祭日】
8月5日 勝利と祖国感謝の日
8月15日 聖母被昇天祭

【祝祭日】
11月1日 諸聖人の日(万聖節)
11月18日 祖国戦争犠牲者追悼の日

【祝祭日】
12月25日 クリスマス
12月26日 聖ステファノの日

○気温・降水量:ザグレブは中央クロアチア地方、ドゥブロヴニクはダルマチア地方(海岸部)の2024年の平均値。東京は理科年表2025の平年値
○日の出・日の入り時刻:ザグレブの毎月1日(2025年)の時刻(計算値)



ザグレブなどの内陸部は寒さが厳しい。アドリア海沿岸は比較的温暖で、最低気温が0℃を下回ることは少ない。厚手のコートや帽子、手袋、ブーツなど防寒対策を万全に。


寒さが緩むと旅行シーズンの到来。基本的には長袖シャツと上着程度で過ごせるが、朝晩と日中の温度差が激しいこともある。温度調整しやすい服装がおすすめ。


各国からヴァカンス客が殺到するピークシーズン。交通やホテルが混みあうので早目の予約を。服装は薄着でOKだが羽織るものが一枚あると重宝する。日焼け対策も万全に。


徐々に日が短くなり寒さが増してくる。アドリア海沿岸は晩秋まで温かい日が続く。エリアや時間帯によって寒暖の差が大きいので、重ね着できる服装で対応しよう。


2025年3月現在クロアチアには10の世界遺産が登録されている。旅のプランに組み込んでみよう。

14~16世紀にかけて独立海洋国家として発展した。オレンジ色の瓦屋根が輝く海に突き出た旧市街があり、「アドリア海の真珠」とよばれる。

ローマ皇帝ディオクレティアヌスが住んだ4世紀初頭の宮殿跡が残る。ローマの宮殿跡地に、人々が暮らす独特の街並みが見られる。

切り立った峡谷に16の湖と100あまりの滝が連なる景勝地。湖畔の遊歩道を歩き、滝と湖が織りなす絶景を楽しむことができる。

6世紀に完成した初期キリスト教芸術の最高傑作のひとつ。聖堂内部には初期ビザンツ芸術である黄金のモザイク画が残っている。

ギリシア時代に起源をもつ、クロアチアでも最も古い街のひとつ。市街にはさまざまな時代の建築が残り、さながら建築博物館のよう。

1432年から100年以上の歳月をかけて建てられた白亜の聖堂。建設中にプランが変更されルネサンス様式の聖堂として完成した。彫刻群も必見。

紀元前4世紀、古代ギリシアの農業景観が残る貴重な地域。石壁を用いて幾何学的に区切られた農地や石造りの建物などが見られる。

12~16世紀に作られ、碑文や装飾的モチーフが特徴。ヨーロッパ南東部に7万点以上が点在し、クロアチアからは2地区が登録される。

外海からの侵略に備え、ヴェネツィア共和国が建設。6カ所が登録され、クロアチアにあるのはシベニクの聖ニコラ要塞など。

2007年にスロバキアとウクライナが登録され、現在は18の国にまたがる。クロアチアにはダルマチア地方のパクリニッツァ国立公園がある。


