「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素である熊野三山の神社や高野山の真言密教の聖地が点在。荘厳な雰囲気の聖地を訪れよう。
だんじょうがらん・こんごうぶじ
標高900mの山上に造られた宗教都市の高野山。 その象徴的な場所が壇上伽藍と金剛峯寺で、約1200年前に弘法大師によって開かれた聖地だ。
しょうじんりょうり
高野山の宿坊や食事処で食べられる精進料理は、仏教の厳しい戒律から生まれた肉や魚類を一切使わない料理。近年はヘルシーで美味なものも多く、特に女性に人気。
おくのいん
弘法大師が今なお瞑想を続ける場所であり、約2㎞にわたって続く参道には戦国時代の有名武将をはじめ多くの人の墓碑や供養塔が立ち並ぶ。
こうやりゅうじんすかいらいん
奥之院と龍神村をつなぐ約42.7㎞のドライブウェイ。 豊かな自然に囲まれた山上のワインディングロードを走る爽快ドライブが楽しめる。山々が染まる紅葉シーズンは多くの観光客が訪れる。終日通行可、冬期通行規制あり。
りゅうじんおんせん
弘法大師が開いたといわれる、約1300年の歴史を誇る名湯。美肌効果の高いお湯にゆったりと浸かり、旅の疲れを癒やそう。
くまのほんぐうたいしゃ
熊野信仰の中心聖地で、主祭神・家津美御子大神をはじめとする熊野の神々を祀る古社。 御本殿は国重要文化財。
くまのはやたまたいしゃ
熊野川の河口に位置する熊野三山の一つ。 熊野速玉大神など十八柱の神々を祀る朱塗りの社殿が美しい古社。
くまのなちたいしゃ
467段の石段を上り、入口の大きな鳥居をくぐると境内へ。ジャンボおみくじや八咫烏像のスポットなどみどころいっぱい !
なちのたき
水柱の落差は133mで日本一。滝壺の深さは10mに及ぶ。古くから修行の場でもあり、荘厳な空気と迫力に圧倒される。