色も味もちょっと濃いめのスープをベースにした静岡おでん(しぞ〜かおでん)。静岡では大正時代からおなじみの料理で、子どものおやつにも、酒のつまみにも最高だ !
おでんのルーツである豆腐田楽の名残なのか、タネはすべて串に刺してある。串をもって食べよう。
イワシやアジを骨ごとすり身にした「黒はんぺん」は、歯ごたえがよく味わい深い。静岡おでんの人気者。
サバ節とイワシの煮干しの粉末をブレンドした「だし粉」や青のりを振りかけるのが静岡流。テーブルに置いてある店が多い。
駿府城公園
すんぷじょうこうえん おでんや おばちゃん
駿府城公園内の店舗とあって観光や散策の途中に気軽に静岡おでんを味わえる。公園内で食べられるように、チェアの貸出しサービスも行っている。
静岡駅南口
うみぼうず ほんてん
静岡おでんと静岡グルメを名物とした、地産地消がモットーの居酒屋。店頭の大鍋で20種類以上のタネを煮込むおでんは、「静岡おでんフェア」で優勝したことも。
青葉おでん街
みかわや
創業から75年以上という、青葉横丁きっての人気店。屋台時代から変わらぬレシピを守り、継ぎ足して使用しているスープは、牛すじと濃口醤油のみ。予約がベター。
東草深町
おおやきいも
おでんと焼き芋が看板メニュー。おでんは70年以上継ぎ足すツユで煮込み、牛すじとジャガイモ200円以外は1本150円。梅、鮭、おかかが揃うおむすび1個150円(変更の場合あり)も隠れた人気メニュー。
馬場町
なだい しずおかおでんおがわ
静岡浅間神社の参道、浅間通りにある、昔ながらのスタイルを守り続けるおでん屋さん。黒はんぺんなど焼津産の練り物や、国産和牛の牛すじなど17種類のタネが楽しめる。
まるなか
朝ラーメン発祥の店で、「冷やし」の中華そばを考案したのもここ。
きんのじ ほんてん
駅から近く、開店直後から多くの客が訪れる人気店。先代が満州で食べたカレーを再現し、名古屋の土手煮をヒントに考案。
こーひー しょっぷあどにす
ここが富士つけナポリタンの元祖。トマトスープに鶏ガラやコンソメを合わせたダブルスープが自慢。
いず・むらのえき
シイタケやワサビなど、伊豆の特産物を使用したハンバーガーを提供する。しいたけバーガーは、シイタケ尽くしでうま味たっぷり。