ビザやレートなど、バリ旅行に行く前に知っておきたい疑問点をピックアップ。しっかりチェックして楽しいバリ旅にしよう!
2025年3月現在、30日以内の観光目的の滞在でもビザの取得は必要。事前にオンライン申請で取得するほか、空港で到着ビザ(VOA:Visaon Arrival)の取得も可能。価格はRp.50万で、現地で取得する場合、支払いは現金のみ。また、バリ州では観光税Rp.15万の支払いが義務付けられている。
インドネシアは西部、中部、東部と3つのタイムゾーンがある。バリ島は中部に位置し、日本より1時間遅いので、日本の正午はバリ島の午前11時。首都ジャカルタやボロブドゥール寺院があるジャワ島を訪れる場合は、日本との時差がマイナス2時間になるので注意。
(2025年4月時点)
通貨はインドネシアルピア(Rp.)。紙幣はRp.10万、5万、2万、1万、5000、2000、1000の7種類で、硬貨は4種類。紙幣はデザインが変わることも多い。桁数が多く、10万と1万などを間違えやすいので注意が必要。
両替は現地でするのが一般的。レートは空港やホテルよりも、街なかの両替所の方がよい場合が多い。しかし、高額の手数料を取るなど悪質な店もあるので、政府公認マークがあるところを選ぼう。
頼みごとをした際や、いいサービスを受けたと思ったときに渡すのがよい。ホテルやスパではそれぞれランクによりRp.2万~10万程度。レストランでは会計の5~10%が目安だが、サービス料が含まれている場合は不要。
インドネシアルピアは桁数が多いので、店によっては値段表記の下3桁を「k」で省略することがある。例えば「330k」と記載されている場合は、Rp.33万となる。また「k」も省略され、「330」だけの場合も。これもRp.33万を意味している。
レストランやスパ、ホテルの料金には21%の税金(地方税+サービス料)が加算されることが多い。メニュー表などに注意書きがあるほか、「Rp.25,000++」と書かれている場合、「++」の表示がサービス料と税金上乗せという意味。
観光地では大抵の場合、英語が通じる。公用語のインドネシア語を使うシーンは少ないが、簡単なあいさつはページ下にある「インドネシア基本フレーズ」を参考にして積極的に使ってみよう。レストランなどでは英語メニューがほとんど。現地ではバリ独自のバリ語が使用されることも。
ホテルや観光客向けのレストラン、カフェはフリーWi-Fiを使えるところが多いが、基本的に通信が弱くつながらないことも多い。日本で海外用のWi-Fiルーターをレンタルして持っていくのがおすすめ。
鉄道などは通っていないので、車移動が基本。1日にいろいろな場所を回りたい場合は旅行会社などで車をチャーターするのが便利。定番の観光エリアはとくに渋滞が多いので、エリア間の移動は時間に余裕をもとう。
水道水は飲料用に浄水されていないので、飲まないこと。必ずコンビニやスーパーでミネラルウォーターを購入しよう。心配な人は飲み物に入っている氷もなるべく抜いてもらったほうがベター。歯磨きのすすぎもミネラルウォーターが安心。
ニュピとはバリ・サカ暦の新年にあたる日のこと。当日はバリ島全土で「外を出歩くこと」「労働すること」「灯火の使用」などが禁止され、ほぼすべての公共交通機関やショップ、レストランが休みになる。また、ニュピ前日はオゴオゴとよばれる山車のパレードのため、お店が早く閉まったり、島中が通行止めになることも。
バリ島には雨季と乾季の2つのシーズンがあり気候が異なる。また、バリ州独自の祝日は店が休みになることが多いので事前に確認しておこう。
※祝祭日・イベントは2025年5月~2026年4月の日程です。前日の夜または当日にならないとわからない場合もある。
●印は毎年日付が変わる移動祝祭日
△印はバリ州独自の祝祭日
1月1日
元日
1月16日
ムハマッド昇天祭●
2月17日
イムレック(旧暦の新年)●
3月19日
サカ暦新年(ニュピ)●
3月20日
断食明け大祭●
4月3日
キリスト受難日(聖金曜日)●
5月1日
メーデー
5月12日
ワイサック●
5月29日
キリスト昇天祭●
6月1日
パンチャシラの日
国家5原則のパンチャシラを記念する国民の祝日
6月6日
イスラム犠牲祭●
6月27日
回教(イスラム)暦新年●
8月17日
インドネシア共和国独立記念日
9月5日
ムハマッド誕生の日●
9月6日
サラスワティの日●△
9月10日
パガルウェシ●△
11月19日
ガルンガン●△
11月29日
クニンガン●△
祖霊を迎えるガルンガンの10日後に祖霊を送り出す日がクニンガン。バリ州の祝日でお店が休みになることが多い
12月25日 クリスマス
Selamat siang.(スラマッ シアン)
Terima kasih.(トゥリマ カシー)
Kembali. / Samasama.(クンバリ / サマサマ)
Maaf.(マアフ)
Ya. / Tidak.(ヤ / ティダッ)
Permisi.(プルミスィ)
バリ島独自のルールや習慣などをチェック!現地で驚いたり困ることのないのように事前に予習しておこう。
バリ・ヒンドゥー教の寺院では、タンクトップやショートパンツなど肌の露出が多い服装で中に入ることができない。寺院の入口でサロン(腰巻き)を貸し出しているところもある。また、生理中の人は寺院内に入ることができない。
ホテルや大型観光施設は清潔な水洗トイレが多い。ローカルな食堂などでは、バケツに貯めた水で流すこともある。トイレに備え付けられているホースは洗浄便座の役割をもつ。トイレットペーパーがないこともあるので、ティッシュは携帯するように!紙は備え付けのゴミ箱に捨てよう。
島の中心部にはメーター制のタクシーが多数走っている。青い車体が特徴のブルーバードタクシーがおすすめ。ただし忠実に似せた「偽物」も横行しているので注意が必要。「偽物」は高額請求をされるなどトラブルも多いので、見極め方をしっかり覚えておこう!
街なかを歩いていると目に付くのが犬の多さ!野良犬のように見えるがほとんどが飼い犬で、大概はおとなしいがむやみにさわらないように。ほかにもネコや猿を見かけることも多い。また、オープンエアの場所には必ずといっていいほどヤモリがいる。高級ホテルでも避けられないので、気にせずにいるのが一番。