築130年以上の歴史をもつ頑強で明媚な橋は、数々の映画にも登場するニューヨークの代表的な名所だ。歩きながら、橋から見渡す雄大な景色に感動!
オランダ人が最初に入植して以来、ヨーロッパ移民により17世紀からブルックリンの開拓は始まった。ブルックリンという名称も、オランダの地名「Breuckelen(ブルーケレン)」が由来。現在もブルックリンには多くの移民が住み、アフリカ系アメリカ人やカリブ系、ヒスパニック系、アジア系など多様な人種により街が形成されている。ブルックリンはマンハッタンに比べ地価が安く、若手アーティストやデザイナーが多く集まるエリアだ。新たなトレンドの発信地として注目を浴びている。
マンハッタンやブルックリンに多数のポートがあり、自転車をどこで借りても、どこで返してもOK。
シングルライド$4.79(30分)※その後毎分$0.36加算
❶キオスクに書いてある順番にタッチパネルを操作してクレジットカードで支払い。最後に出てくるRide Codeを印刷。
❷自転車横のボタンを押してRide Codeを入力。緑のライトがついたら解錠完了。
アプリでも利用可。アプリで自転車のQRを読み取ればOK
ブルックリン側から、マンハッタンの高層ビル群を望む
エンパイア・フルトン・フェリー・パークからの景色
マンハッタンのビル群の眺めを楽しみながら渡ろう
ロウアー・マンハッタン/ダンボ
有名な吊橋から摩天楼を眺める!
Brooklyn Bridge
ロウアー・マンハッタンとブルックリンのダンボを結ぶ全長約2㎞の橋。14年の歳月と$1500万の費用、600万人もの労働者が費やされ、1883年に完成した。世界初の鋼鉄のワイヤーを使った吊橋で、そのワイヤーが描く幾何学的な美しさから「スティールハープ」ともよばれる。橋は2層構造になっており、下は車道と自転車、上は人が通れる歩道になっている。
マンハッタン側から…地下鉄④⑤⑥線 Brooklyn Bridge City Hall駅から徒歩1分。アップタウン方面から向かう場合、一番前方の出口から出て、Brooklyn Bridgeの表示が出ている方向へ進む。
ブルックリン側から…地下鉄ⒶⒸ線 High St駅から徒歩5分。キャドマン・プラザ・パークの中を通ってBrooklyn Bridgeと書いてある看板に従って歩くと、橋の下に到着。階段を上ればブルックリン・ブリッジだ。地下鉄Ⓕ線York St駅からでも徒歩5分。
Brooklyn Bridge City Hall駅で下車。駅構内の「Brooklyn Bridge」の表示に従って地上に出よう。地下鉄出口から橋の入口までは徒歩1分くらい。
1.自転車は車道側に自転車専用レーンがあるのでそこを通行しよう/2.進行方向の一番前の出口を利用すると地上への看板が見つけやすい
前方には開発が進むブルックリンの高層ビルが見える。橋は木道になっていて、歩行者専用。自転車の場合は下の車道を走ろう。
木道だが揺れはまったくなく快適に歩ける
途中、橋を支える塔のたもとには橋の構造や歴史を紹介するレリーフがあり、橋がどのように造られていったのかが解説されている。
1.設計したジョン・オーグスタス・ローブリングらの名が刻まれている/2.ワイヤーの設置方法もレリーフで順を追って解説されている
半分を過ぎて振り返ると前方から右手にかけて、ワン・ワールド・トレード・センターやエンパイア・ステート・ビルなどマンハッタンの壮大な景色が広がる。左側遠方には自由の女神も。
遠く自由の女神も見ることができる
木道が終了したらゴール間近。二手に分かれる道を左側に行き、細い階段を下りたらダンボに到着。左手を道なりに進むと徒歩3分ほどでブルックリン・ブリッジ・パーク。
1.左側の歩道を進めばダンボへの細い階段が左手に見えてくる/2.この細い階段を下りそこねるとダンボに出られないので見逃さないように