カップ麺にもなっているラクサを筆頭に、中華系やマレー系など、シンガポールの麺料理はよりどりみどり。麺の種類も多いので、毎日食べても飽きない。
麺料理専門店や屋台では、麺の種類を選べるところが多い。玉子を使用した黄色い麺（イエロー）、米粉を使った白い麺（ホワイト）などがある
ミーキア（面仔／Mee Kia）
一般的な玉子入りのちぢれ中華麺。コシが強いのが特徴で、和え麺によく使われる
ミーフン（米粉／Mee Hoon）
ラクサでは定番の米粉麺。太めはチューミーフン（粗米粉）、細めはシーミーフン（幼米粉）
ホァンミェン（黄面／Yellow Noodle）
ミーキアより太く、丸い断面の玉子入り中華麺。プラウン・ミーとの相性がいい
クイティアオ（粿条／Kway Teow）
少し幅広く、ちぢれた米粉麺。牛肉麺や焼きそばにして食べるのが定番スタイル
ミースア（面線／Mee Sua）
そうめんのように極細の米麺。スープに入れたり、野菜などと炒めたりする
ココナッツミルクを使ったマレー系ヌードルで、プラナカン料理の代表格。麺の短いカトン系、辛味の強いペナン系など種類も多い。
ニョニャ・ラクサ（大エビ）
S$9.80
Nyonya Laksa (Big Prawn)
イースト・コーストが発祥のプラナカンラクサ。エビのダシがきいたスープも絶品！
エビのサイズは3種類。一番食べごたえのあるキング・プラウンはS$12.80。
オーチャード
駅直結のフードコートで味◎
イーストコースト・ラグーン
East Coast Lagoon
アイオン・オーチャード内のフード・オペラにあるラクサ専門店で、ショッピングの合間に気軽に立ち寄れるのが強み。味はプラナカン伝統の甘辛さと、秘伝スープのコクが楽しめる本格派。麺は太いミーフンがおすすめ。
ジャングッド・ラクサ
S$5.90（レギュラー）
Janggut Laksa
鶏ひき肉や小エビがのったカトン風ラクサ。短くカットした丸太ミーフンが特徴。
生のココナッツミルクを使ったコク深いスープ。魚介からもいいダシが出ている。
チャイナタウン
カトン風ラクサを受け継ぐ正統派
ジャングッド・ラクサ
Janggut Laksa
1950年創業のオリジナル・カトン・ラクサが展開するカジュアルレストランのチェーン店。伝統のレシピや味はそのままに、よりグレードアップさせて時代にマッチ。地元の若者や家族連れの人気店になっている。
中国の福建省が発祥で、ホーカースの定番メニュー。シーフードや豚骨のうま味が詰まったダシで炒める麺は、ホァンミェンとミーフンを混ぜ合わせて使うことが多い。
フライド・ホッケン・ミー
S$6.80
Fried Hokkien Mee
魚介ダシのスープを麺に染み込ませている。後半は柑橘を絞って味変を楽しもう
麺は固ゆでの中細ストレート米粉麺と、軟らかな玉子麺の混合
マリーナ
ローカルが愛する味をホーカーで
セン・キー・ローカル・デライト
Seng Kee Local Delight
シンガポールの屋台料理として有名なホッケン・ミーやラクサ、チャー・クイティアオなどが味わえる。特に炒めるときに使うダシが多めの“つゆだく”ホッケン・ミーが名物で、ピーク時は列が絶えない人気店。
フライド・ホッケン・プラウン・ミー
S$6～
Fried Hokkien Prawn Mee
新鮮なエビや豚バラ肉など具がどっさり。エビのチリソースをアクセントに
炒める時に使うエビのダシは毎日手作り。麺は米麺と小麦麺を混合
油菜やもやしと炒めたミースァ
S$7～
カトン
昔ながらの味と低価格が人気
ヨン・フアット・ホッケンミー
Yong Huat Hokkien Mee
1949年創業。フライド・ホッケン・プラウン・ミーは、しっとりとした絶妙な炒め加減と濃厚なエビのダシが特徴で、シンプルな材料ながら深い味わい。創業以来、ほとんど変わらぬ味で地元民から愛されている。
新鮮で大きなエビを具とするシンガポール名物。エビのダシがきいた醬油ベースのスープに、太めの中華麺を合わせるのが一般的。
ダイナソー・プラウン・ミー
S$18
Dinasour Prawn Mee
20cmを超えるタイガープラウンを使用。丼からはみ出るほどデカイ！
魚介と豚骨を煮込んだスープはうま味たっぷり。中太麺によくからむ。
チャイナタウン
恐竜サイズ!?の大エビに驚愕
オールド・ハウス
Old House／老屋
美食激戦区のチャイナタウンで創業して30年以上という老舗。特に20cm超えの巨大エビがのる「ダイナソー・プラウン・ミー」が看板メニューだ。骨付き豚バラ肉や魚介類でとったスープも絶品！海鮮系の汁麺、白鹵麵S$7～もぜひ。
ジャンボ・プラウン・ミー
S$12.80（レギュラー）
Jumbo Prawn Mee
うま味たっぷりのスープと新鮮なエビが美味。エビのサイズで値段が変わる
エビの殻や豚骨などを6時間以上煮込んでとったスープが絶品！
アラブ・ストリート
エビが盛りだくさんで絶品
ブランコ・コート・プラウン・ミー
Blanco Court Prawn Mee
1928年創業の老舗。看板メニューのプラウン・ミーはエビのだしがきいたスープが味わい深く、麵はホワイト（米粉麺）とイエロー（玉子入り中華麺）のミックスも選べる。ライムジュースS$1.80もおすすめ。
このほかにもシンガポールには名物麺がいろいろ。具や麺の種類、食べ方にこだわった一杯を楽しんでみよう。
バクチョーミー
S$8～
Bak Chor Mee
細めの中華麺に豚ひき肉やレバーなどをのせたドライタイプの麺料理。黒酢やチリに和えて食べる
1932年の創業からご主人が守り続ける伝統の味。レバーの下処理も丁寧だ。
アラブ・ストリート
海外ファン多数の名店
ヒルストリート・タイ・ホア・ポークヌードル
Hill Street Tai Hwa Pork Noodle
HBD（団地）の一角にあるバクチョーミー専門の屋台。豚ミンチやレバーなどが入ったピリ辛麺は、グルメガイドも太鼓判を押すほど。注文後1杯ずつタレを調合するので、出てくるまで時間がかかるが、それでも人気。
ソイソース・チキン・ヌードル
S$8.50
Soya Sauce Chicken Noodle
甘辛いタレにからめて食べる麺と、香港風の醬油煮チキンが絶品！
八角などスパイスの香りをまとう、コクのある醬油タレは唯一無二の味。
チャイナタウン
話題沸騰中の一皿を路面店で
ホーカー・チャン
Hawker Chan
始まりはチャイナタウンのホーカーだが、グルメガイドで星が付くと同時に一躍シンガポールを代表する名店に。エアコンの効いた路面店では、より快適な環境で自慢のソイソース・チキン・ヌードルを味わえる。
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●このページは『るるぶシンガポール’26』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2024年8～10月時点のものです。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・付加価値税などが加算される場合があります。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際はシンガポールの国番号を加えてご利用ください。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、旧正月、クリスマス、国の祝祭日などは省略しています。旧正月には飲食店、観光施設の多くが休みとなりますので、ご注意ください。
るるぶシンガポール’26
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