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【台北】おすすめの茶藝館:今こそ行きたい茶藝館を紹介

スタイリッシュなインテリアやカフェスタイルなど、新しいコンセプトが注目を集める台北の茶藝館。香り高いお茶に、ほっこり癒やされて。

茶藝館の見出し

クラシックな茶藝館では、伝統的な作法や茶器でお茶をいれてくれるところが多い。「工夫茶」という手順で台湾茶のお点前が体験できる。

《料金システム》茶葉代+人数分のお湯代、または最低料金を設定しているところが多い。茶葉は1両(約40g)単位が多く、余れば持ち帰りができる。

お茶のいれ方を知っておこう

1 茶葉を開かせ、茶器を温める

茶壺に茶葉を入れお湯を注いだら、そのお湯をすぐに茶海に注ぐ。このお湯で茶杯などを温める。最初のお湯は茶葉を開きやすくし、茶器を温めることだけに使う。

茶壺に茶葉を入れる画像

2 一煎目

再び茶壺にお湯を入れ、茶葉により異なるが、30秒〜1分ほど蒸らす。時間が経ったら、茶壺から茶海にお茶を注ぐ。

茶壺から茶海にお茶を注ぐ画像

3 香りを楽しむ

茶海から聞香杯にお茶を注ぎ、それを茶杯に移す。空になった聞香杯でお茶の香りを楽しむ。聞香杯は1煎目のみ使用する。

茶海から聞香杯にお茶を注ぐ画像

4 茶杯でお茶を飲む

茶杯に入れたお茶を飲む。茶杯のお茶がなくなったら、繰り返し2煎目のお茶をいれる。2煎目以降はお茶を蒸らす時間を長くしていく。

お点前で登場する著道具の画像

a 茶壺 中国茶用の急須

b 茶荷 使う分量の茶葉を入れておく器

c 聞香杯 お茶の香りを楽しむための細長い湯呑み

d 茶杯 お茶を飲むための平たい湯呑み

e 茶盤 茶壺の下に置き、こぼれたお茶を受ける

f 茶海 茶壺からお茶を注ぎいれるピッチャー。これでお茶の温度を均一にする

g 濾網 茶こし

(上)フローラル&フルーティーな梨山NT$580。茶器は中国の骨董品からグラス、オリジナルまでさまざま(下)茶葉はNT$680~1380(20~50g)。オリジナルの茶器も購入可能の画像

(上)フローラル&フルーティーな梨山NT$580。茶器は中国の骨董品からグラス、オリジナルまでさまざま
(下)茶葉はNT$680〜1380(20〜50g)。オリジナルの茶器も購入可能

Liquide Ambré 琥泊の外観画像

1階には同じオーナーが手掛ける文具店があるので、ぜひ立ち寄って

街の喧騒を忘れられる非日常の空間のなか、特別な茶会に招かれたような時間が過ごせるの画像

街の喧騒を忘れられる非日常の空間のなか、特別な茶会に招かれたような時間が過ごせる

六張犁駅

Liquide Ambré 琥泊

リキド アンバー フーボゥー

デザインプロデュースなど、多岐にわたって活躍するオーナーが手掛けるセンスあふれる空間は、まるで美術館のよう。座席は6席のみ、一日2回転限定というスペシャル感が魅力だ。

交通

(M)文湖線六張犁駅から徒歩6分

住所

樂利路72巷15號2F

時間

茶席は13時~と16時~の2回、物販は12~19時※サービス料別途10%、1ドリンク制

休み

月曜(イベント時不定休)

予約

予約はInstagram上のリンクから可 

英語スタッフ常駐/英語メニューあり

花と蜂蜜のような香りの丹鳳烏龍(熱)NT$250、 茶菓子セット開門見喜經典茶食組NT$450の画像

花と蜂蜜のような香りの丹鳳烏龍(熱)NT$250、茶菓子セット開門見喜經典茶食組NT$450

開門茶堂の店内画像

洗練された店内も、自分たちによるデザイン。窓際の席からは緑豊かな街路樹が眺められる

茶葉のほか、台湾デザイナーの茶器も販売。センスのよいギャラリーのようの画像

茶葉のほか、台湾デザイナーの茶器も販売。センスのよいギャラリーのよう

富錦街

開門茶堂

カイメンチャータン

インテリアデザイナーの3人が、台湾茶への興味が高じてオープンした茶藝館。壁一面ガラス窓で、店内は開放感にあふれている。茶葉は直接農家に出向いて仕入れるオリジナル。

交通

(M)文湖線松山機場駅から徒歩10分

住所

民生東路四段80巷1弄3號

時間

11時~20時30分(土・日曜は~18時30分)LO閉店30分前

休み

火曜 

※店内での飲食は、サービス料別途10% 

日本語メニューあり/英語メニューあり

1人でも気軽に訪れられるカウンター席。目の前でお茶をいれる様子が見られるの画像
円盤型のプーアール茶は30年ものでNT$12000(右)。プーアル茶NT$7500(左上)、烏龍茶NT$2500(左下)の画像

円盤型のプーアール茶は30年ものでNT$12000(右)。プーアル茶NT$7500(左上)、烏龍茶NT$2500(左下)

2階はテーブル席で、別途チャージが必要 の画像

2階はテーブル席で、別途チャージが必要

美しい琥珀色のお茶は1980年代のプーアール茶、一九八零年代 江城磚NT$650の画像

美しい琥珀色のお茶は1980年代のプーアール茶、一九八零年代 江城磚NT$650

萃釅 AINSI THÉの外観画像

お茶屋の娘さんが英国留学を経てオープンしたお店

永康街

萃釅 AINSI THÉ

ツェイイェン アンス テ

台湾茶をはじめ、台北では珍しいプーアール茶を楽しめるモダンな茶藝館。茶葉はほかにも90代の名人が作るものから、各大会で受賞したものまで、さまざまな種類が揃う。

交通

(M)淡水信義線・中和新蘆線東門駅から徒歩8分

住所

金華街249-1號

時間

12~21時(19時30分LO)

休み

なし 

予約

予約はInstagram上のリンクから可 

※1Fは1人NT$500~、2FはテーブルチャージNT$8000。店内利用で茶葉が10%割引

英語スタッフ常駐/英語メニューあり

古民家をリノベーションした店内はレトロで超モダンの画像
まるでビールのようななめらかなのど越しが楽しめる窒素系ドリンクはNT$160〜の画像

まるでビールのようななめらかなのど越しが楽しめる窒素系ドリンクはNT$160〜

WANG TEA LAB×有記の外観画像

1890年創業の茶葉店が店の隣に2020年に開業

迪化街

WANG TEA LAB×有記

ワン ティー ラボ×ヨウチー

老舗茶葉店が営むティーラウンジ。ブレンドした茶葉をコーヒー風にドリップやマシンでの抽出、ビール風に炭酸を加えるなど、オリジナルのいれ方で楽しませてくれる。

交通

(M)淡水信義線・板南線台北車站から徒歩11分

住所

重慶北路二段64巷24號

時間

10~19時

休み

なし 

※サービス料別途10%。1ドリンクオーダー制。90分制 

日本語スタッフ常駐/英語スタッフ常駐/英語メニューあり

曲線を生かした店内。 木製のアンティーク家具を配置の画像
白い壁にウッディな家具。モダンな空間の画像

白い壁にウッディな家具。モダンな空間

三徑就荒の外観画像

おしゃれで落ち着いた雰囲気の外観

茶葉の販売もあり。上から凍頂烏龍NT$980、紅玉紅茶NT$480、高山金萱NT$880の画像

茶葉の販売もあり。上から凍頂烏龍NT$980、紅玉紅茶NT$480、高山金萱NT$880

市政府駅

三徑就荒

サンジンジウホアン

著名なインテリアコーディネーターが手がけた空間で、台湾茶が楽しめる。お茶の種類は濃度や単語で表現され初心者でもセレクトしやすいのもうれしい。

交通

(M)板南線市政府駅から徒歩10分

住所

忠孝東路四段553巷46弄15號

時間

12~20時(土・日曜は11時30分~)

休み

なし

日本語スタッフ常駐/英語スタッフ常駐/英語メニューあり

このエリアの宿泊予約はこちらから!(るるぶトラベルサイトへ)

●このページは『るるぶ台北’26』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2024年10~12月時点のものです。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・付加価値税などが加算される場合があります。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、旧正月、クリスマス、国の祝祭日などは省略しています。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際は台北の国番号を加えてご利用ください。


詳細は最新版のるるぶで!るるぶ台北’26

るるぶ台北’26

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