鉄道に揺られながら車窓からの景色を楽しむ三陸鉄道旅。海岸沿いの美しい車窓風景を楽しめるとあって人気。この記事では絶景を楽しめる区間を中心に紹介。
さんりくてつどう
岩手県の三陸海岸を縦貫する鉄道線路。南の盛駅から北の久慈駅までのリアス線全線の路線距離は163kmで、乗車時間は約4時間30分となる。1984年の開業後、2011年には東日本大震災、2019年には台風19号災害など、さまざまな苦難を乗り越えながら、2024年に40周年を迎えた。
ほりないえき~しらいかいがんえき
堀内駅から徒歩15分ほどの位置にある堀内大橋からは太平洋をバックにした大沢橋梁の写真を撮ることができる。
ふだいえき~たのはたえきかん
普代駅近辺の田んぼが広がるエリアでは障害物がなく、線路と背景の山を望むことができる。
みやこえき~そけいえきかん
第34閉伊川橋梁を通過するタイミングがシャッターチャンス。歩道のある宮古橋や両岸から撮影しよう。宮古駅隣接のみやげ店「さんてつや」でグッズを買いたい。
とうにえき~よしはまえきかん
民宿・川古荘の付近から線路越しに吉浜湾を撮影することができる。
こたつで温まりながら列車旅
こたつれっしゃ
久慈駅〜宮古駅間で運行。往復のどこかで車内では、久慈に伝わる小正月の風習である「なもみ」が登場するイベントも開催している。
椅子式のこたつで足元のびのび
ようふうこたつれっしゃ
宮古駅〜盛駅間で運行。三陸鉄道アテンダント・山田町ガイド・ハイカラさんガイドがリレー形式でガイドを行う。
乗車券のほか、座席指定料金300円
例年12~2月に運行(運行日は公式サイトを確認)※前々日の13時までに要予約
ホテルのレストランのような、おもてなしの心にあふれた観光列車の世界観を楽しんで。
ひなび かまいし
北東北の新たな観光列車として盛岡~花巻~釜石を結んで走る。車体に走る赤いラインは水引の梅結びのモチーフだ。1号車前方は展望室となっており、眺望用の腰掛やソファが設置されている。停車駅は盛岡駅、花巻駅、遠野駅などの9駅。
とうほくえもーしょん
三陸沿岸の絶景と、東北の食材を使った料理が楽しめる「東北レストラン鉄道」。車両は3両編成で、下り列車は「ランチコース」、上り列車は「デザートブッフェ」。
事前に予約購入が必要。ランチコース9500円、デザートブッフェコース5600円。コンパートメント利用の場合は1室あたり+3600円
運行日は公式サイトを確認 ※所要時間約2時間(八戸駅~久慈駅間)