
江南に秋を呼ぶ風物詩として愛され、シーズンには多くのレストランに登場する上海の代表的な美食。自社養殖場をもつ専門店では、一年を通して新鮮な蟹が堪能できる。

中国語では?
大闸蟹 ダーヂャ−シエ
蟹の種類は?
イワガ二科に属する淡水蟹で、和名はチュウゴクモクズガニ。体長8〜10cm程度。青緑色をしているが、加熱することでキレイな柿色に。
食べ頃はいつ?
旬は9月下旬から2月ごろ。特に雌(母)は卵をたっぷり抱える10月、雄(公)は蟹みそが詰まった11月が食べ頃。
産地はどこ?
長江の下流域、特に陽澄湖や太湖の養殖場で育てられたものがメジャーで、味も極上。

爪と脚を取り外したら、裏返して白い腹側にあるフンドシ状の部分を上から下に剥がす。

お尻側から赤い甲羅を外し、左右にある灰色のヒラヒラした部分“ガニ”を取り除く。

専用のスプーンやフォークを使用して、雄なら甲羅に詰まったみそ、雌なら卵を食べる。

胴体を真ん中で割って蟹肉を掘り出し、黒酢につけて食べる。脚や爪の肉も同様に。



360元
上海蟹の一番ベーシックな食べ方。シンプルにセイロでまるごと蒸した蟹を自分で解体し、みそや卵、蟹肉を味わう


498元
たっぷりの蟹みそ入りスープでフカヒレを煮込んだ極上の一品。濃厚な味わいとフカヒレの食感が絶妙


488元
蟹みそと卵で脚肉を炒めた蟹料理の代表格。濃厚なみその味わいが楽しめる。パンにつけて食べてもOK
南京東路周辺
チョンロンハンシエワンフー
香港の老舗蟹専売店が経営する上海蟹の専門店。太湖の自社養殖場で育てた新鮮な蟹を、一年中味わうことができる。約50種の蟹料理を揃え、清蒸大閘蟹のほか蟹粉豆腐、蟹肉フカヒレ煮込みスープ、蟹みそ手打ち麺など10品が楽しめるコースは542元~。

地下鉄2・10号線 南京東路駅から徒歩5分
九江路216号
11~15時、17~22時
なし
400元〜
※日本語スタッフ常駐/日本語メニューあり/英語メニューあり


時価/500g
身の詰まった極上の清蒸大閘蟹

68元
炒めたチンゲン菜に蟹みそをのせた料理
南京東路周辺
ワンバオフーシャンハイツァンティン
王宝和酒家の姉妹店。創業は同じく1744年。上海蟹はもちろんだが、5~8月には火鍋やハーゲンダッツのアイスクリームも付くザリガニの食べ放題がメインとなり、連日満席状態の大盛況をみせる。
地下鉄2・10号線 南京東路駅から徒歩5分
九江路555号(H)王宝和大酒店2楼
11時30分~14時、17時30分~22時
なし
350元〜
※日本語スタッフ常駐/英語スタッフ常駐/日本語メニューあり/英語メニューあり


88元
蟹の脚肉とアスパラガスを塩炒めにした料理。値段は1人前


89元(1個)
甲羅に蟹みそを詰めてオーブン焼きにした
虹橋
チョンロンハンイーフォンホアユエン
虹橋エリアに立つ1923年築のスペイン式洋館を使用したガーデンレストラン。成隆行蟹王府とは姉妹店で、太湖、陽澄湖で育てた上海蟹は絶品。広東省出身シェフによる本場の広東料理のメニューが多数揃っている。ディナーコース678元~(要予約)。

地下鉄10号線 伊犁路駅から徒歩5分
虹桥路1442号
11~22時
なし
400元〜
※日本語スタッフ常駐/英語スタッフ常駐/日本語メニューあり/英語メニューあり


380元
蟹肉とみそをさっと炒めた料理
南京東路周辺
シングアンジウジア
一見すると庶民的な雰囲気ながら、香港の映画スターや中国本土の著名人がお忍びで訪れる上海蟹の名店。定番の蟹料理4品と点心2種類が味わえるコースは1人420元~(3名以上で注文)。2人用のセット950元もある。ミニマムチャージ400元。