アンダルシアの4つのエリアのみどころと、この街の楽しみ方を紹介。目玉はなんといってもイスラム朝最後の砦として築かれたアルハンブラ宮殿!さらにモスクと聖堂が融合した、エキゾチックな薫りに満ちるメスキータがあるコルドバ地区を楽しみつつ、発祥の地でフラメンコを見るのもお忘れなく。
♦グラナダ県の県庁所在地
人口:約23万人
面積:約88㎢
♦コルドバ県の県庁所在地
人口 :約32万人
面積 :約1255㎢
♦アンダルシア州の州都
人口 :約68万人
面積 :約141㎢
アンダルシア最大のみどころのアルハンブラ宮殿があるグラナダを中心に旅行プランを立てるのがおすすめ。グラナダ、コルドバ、セビーリャの3都市間はバス、鉄道ともに便はよく、グラナダとセビーリャへは空路でもアクセスできる。世界遺産などみどころが多いため、主要な街を巡るだけでも1週間はほしい。
【登録年】1984年、1994年
約800年もの間続いたイスラム支配の面影を色濃く残す地。なかでもアルハンブラ宮殿はアンダルシア観光の最大のハイライト。
【登録年】1984年、1994年
8世紀中ごろの後ウマイヤ朝の時代に首都となり、イスラム文化の中心地として隆盛を極めた古都。歴史名所はもちろん、街歩きも楽しい。
Granada
世界遺産のアルハンブラ宮殿は、アンダルシア地方最大のみどころ。エキゾチックな雰囲気が魅力のアルバイシン地区は散策が楽しい。
Córdoba
イスラム教のモスクとキリスト教の聖堂が融合したメスキータは、この地ならではの文化遺産。白壁の旧ユダヤ人街にはレストランやショップが集まる。
Sevilla
1492年のコロンブスの新大陸発見を機に、スペインと新大陸を結ぶ拠点として発展。観光スポットのほか、闘牛やフラメンコも有名。
Mijas
白壁の家が続く街並みが美しい。海抜420mの山麓にあり、地中海を一望する。名物のロバタクシーでの観光もおすすめ。マラガからミハスヘはバスで約1時間20分。
イベリア半島におけるイスラム朝最後の砦として築かれた城。広大な敷地に王宮をはじめ、要塞や離宮がある。入場チケットは事前予約がおすすめ。
イスラム王朝の首都に造られた大規模な礼拝堂。メスキータとはスペイン語でモスクを意味する。増築されたキリスト教の聖堂との見事な融合は必見。
モスクの跡地に造られた世界第3位の規模を誇る大聖堂。ヒラルダの塔はミナレットを改築したもの。スペイン画家たちの宗教画やコロンブスの墓なども見逃せない
闘牛の盛んな南部では、闘牛の肉を使った料理が多い。写真はオックステールを煮込んだボリューム満点の料理「ラボ・デ・トロ」。
スペインの伝統文化として知られるフラメンコは、アンダルシア地方が発祥。本場の情熱的なダンスは必ず観ておきたい。
グラナダ焼、セビーリャ焼などの陶器や寄木細工のタラセア、革細工、フィリグラーナ(銀糸編み)などが有名。
セビーリャから北東へ約40㎞のカモルナを中心に、6月下旬〜7月にひまわりが満開に。セビーリャ〜カルモナ〜コルドバ間の平原でも見られる。
セビーリャから北東へ約40㎞、広大なひまわり畑に囲まれた花の名所。
【アクセス】セビーリャからバスで約40分