トスカーナ州は伝統あるワインの名産地。街にはエノテカが数多くあり、いつでも気軽に楽しむことができる。手軽な立ち飲み系から、料理も充実した居酒屋風まで、タイプもさまざま。
もともとはワインを試飲できるワイン販売店のこと。地元の人は仕事帰りにちょっと寄って一杯飲む、という居酒屋感覚で利用している。飲んだワインが気に入ればその場で買うという楽しみ方もできる。
せっかくイタリアに来たのだから、地元の人たちに混ざって本場の雰囲気を楽しもう。長居せず、軽く1、2杯飲んで次に行くのがローカルスタイル。
エノテカでは値段が張るボトルワインでも、グラスで気軽に味わえることが魅力。赤、白、スプマンテとトスカーナ州の厳選ワインが楽しめる。迷ったら、その日のおすすめが書かれているボードからチョイスしよう。
生ハムやチーズなど定番のおつまみから、ブルスケッタやクロスティーニなど、郷土色豊かなおつまみも揃っているので一緒に頼んでみよう。ワインがよりおいしく感じられるはず。
色々試してみて、自分好みのワインに出合ったら、その場で買うことができる。店によっては日本に発送も可能。
井戸をリメイクしたテーブル
バッカラ・マンテカート
€12
パンに塩漬けしたタラのペーストをのせた一品。ヴェネツィアでよく食べられるおつまみメニューで赤白ワインに合う
ドゥオーモ周辺
オラティオ
Oratio
2023年5月にオープン。店名はワインに関する詩を数多く残した古代ローマ詩人「オラティオ」が由来。緑を基調とした吹き抜け空間の店内は、ハイセンスなインテリアで彩られている。ワインは日本への発送も可能。地下にあるソファ席も落ち着いた空間。
自慢のワインが並ぶ店内
イゾレ・エ・オレーナ
€37
キアンティ特有の穏やかで力強い酸味で、しっかりとした味わい
タリエーレ・ピッコロ
€15
ペコリーノ・チーズとハムの盛合せ
ヴェッキオ橋周辺
オブセクィウム
Obseqvivm
トスカーナワインを中心に全部で約1000銘柄を取り揃えるエノテカ。オリーブオイルやバルサミコ酢のティスティング各€10も人気。日本人スタッフも常駐しているので、迷うことなくワイン選びが楽しめる。日本への発送も可能。ガラス張りのドアからは壁に1000種類以上のワインが覗く。
ヴェッキオ橋から徒歩2分
Borgo San Jacopo 17/39
11～21時（日曜、冬期は12～20時）
なし
日本語スタッフ常駐／英語スタッフ常駐／日本語メニューあり／英語メニューあり
注文はカウンターで。料理はテーブルまで持ってきてくれる
ヴェッキオ橋周辺
ロ・スキアッチャ・ヴィーノ
Lo Schiaccia Vino
スキアッチャータという伝統的なパンを使ったパニーノが名物。パンにはさむハムやチーズは注文が入ってから切るのでいつも新鮮。ワインは日替わりでグラス€2～とリーズナブル。おすすめはローストハムとルッコラ、キノコのソースのパニーノ€6とハムやサラミ、チーズの盛合せタリエーレ・デル・レ€15。
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●このページは『るるぶイタリア'26』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2024年9～11月時点のものです。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・州税などが加算される場合があ ります。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際はイタリアの国番号を加えてご利用ください。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、クリスマス、イースター、国の祝祭日などは省略しています。クリスマスには、飲食店、観光施設の多くが休みとなりますので、ご注意ください。
るるぶイタリア’26
定番観光地から最新スポット、ヴェネツィアの入国税などいま知っておきたい情報をぎゅっと詰め込みました！ ＜主な特集内容＞ 【巻頭特集】 王道×最旬も！パーフェクトPLAN決定版 ・憧れの“ローマの休日”の舞台へ ・花の都フィレンツェでルネッサンスの歴史をたどる ・ゴンドラにゆられて水の都ヴェネツィアを優雅に満喫 ・最先端のモードな街ミラノでお洒落に街歩き……など。
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