20年ぶりに日本での開催となった大阪・関西万博。「いのち」を探求し、「未来社会」を体験する場として、約半年間にわたって開催される。広い会場内にパビリオンが立ち並び、さまざまな国の文化や最新技術を体験。盛大なイベントも毎日催される。ここでは万博のキホンを紹介。さくっとポイントを押さえよう!
【時間】9~22時
【場所】大阪 夢洲(ゆめしま)(大阪府大阪市此花(このはな)区)
東側の入口から大屋根リングの外側に広がり、「日本館」などの国内パビリオンや民間パビリオンが集まる。EXPOホール「シャインハット」など大型のイベント会場も。
大屋根リング内の東側に広がるエリア。「いのちに力を与える」をテーマに、アメリカ合衆国パビリオンや中華人民共和国パビリオンなどが集まる。
大屋根リング内の北側にあるエリアで、「いのちをつなぐ」がテーマ。ドイツパビリオンやスペインパビリオンなどが集結する。
万博会場中心部に広がる緑豊かな場所。約2.3ヘクタールの広さを持ち、中央には直径約20mの池がある。木陰で涼んだりでき、休憩に便利。
西側の入口から大屋根リング外側のエリアで、多くの民間パビリオンが立ち並ぶ。飲食店やショップが集まるマーケットプレイスなどもある。
8人のプロデューサーが独自の視点で構築した、8つのシグネチャーパビリオンが集合。リアルとバーチャルの融合などが体感できる。
「未来の暮らし」をコンセプトに、万博会場でも大規模な展示面積を誇るパビリオン「未来の都市」や「フューチャーライフヴィレッジ」などが集まる。
大屋根リング内の西側に位置し、テーマは「いのちを救う」。イタリアパビリオンやオランダパビリオンなどが見どころ。
万博会場の中でひときわ異彩を放つのが大屋根リング。高さ約20m、幅約30mの木組みが約2kmの円を描き、木造建造物としては世界最大級。リングの上には散策路も整備されている。
万博会場の真ん中に位置するのが、シグネチャーパビリオンと呼ばれる8つのパビリオン。8人の著名なプロデューサーが主導し「いのちのあり方」のビジョンを提示する。
世界中の国々が技術や芸術を展示する万国博覧会として、1851年からはじまった万博。なかでも海外パビリオンは、工夫を凝らした多彩な外観が“万博の華”として注目の的に。大阪・関西万博には、万博史上最多となる約160の国や地域、国際機関などが参加する。
今回の万博の特徴のひとつが、イベントの多さ。会期中は毎日イベントが催され、会場も大小10以上。壮大な水上ショーや花火をはじめ、文化交流からアート展まで多彩に揃う。いつ訪れても異なるイベントが楽しめる。
特に国内パビリオンや民間パビリオンでは、さまざまな最先端の技術が展示される。未来を先取りする体験ができるのも万博ならではの楽しみだ。万博でしか出合えない限定コンテンツにも注目しよう。
会場内での支払いや買い物は全てキャッシュレス決済。現金が使用できないので注意しよう。クレジットカード、電子マネー、コード決済など約70種類の決算手段に対応している。
スーツケースやキャリーケースなど会場内への大型荷物の持ち込みはNG。ホテルやターミナル駅周辺の一時預かり所等を利用しよう。