【トルコ】カッパドキア1日モデルコース|カイマクル地下都市、洞窟教会ギョレメ野外博物館、ローズ・ヴァレーなど

絶景スポットや巨大な地下都市、フレスコ画が美しい洞窟教会や洞窟住居跡など、人気の定番スポットを1日で効率よく巡る王道コースを紹介。時間帯により表情を変える風景も楽しもう。

カッパドキアの画像

カッパドキア

Kapadokya

カッパドキアとは、アナトリア高原の中央部に広大な面積を占める奇岩大地。三角やキノコの形の奇妙な岩が林立し、渓谷に波打つような岩肌が続く光景は、まるでSF映画に登場する惑星のよう。数万年前の火山噴火と長年の浸食作用が、神秘的な自然風景を生み出した。やがて、異教徒らに迫害された人々が、この地に隠れ住んだ。地下数十mに及ぶ地下都市、岩をくりぬいた洞窟の住居や教会など、往時の人々の暮らしの跡を見学できる。鮮やかな色彩を放つ、ギョレメ野外博物館のフレスコ画も必見だ。カッパドキア一帯には、奇観に溶け込むように大小の町が点在。洞窟住居を利用したホテルやレストランもあるので、特別な宿泊体験や郷土料理を味わってみたい。

アクセス

●車で
イスタンブールからユルギュップ、ギョレメまで約12時間。アンカラから約4時間、コンヤから約4時間。

●飛行機で
周辺の空港は、ユルギュップの北東約75㎞にあるエルキレット空港(カイセリ)と、西約50㎞にあるネヴシェヒル空港の2つ。イスタンブールからエルキレット空港、ネヴシェヒル空港まで約1時間15〜5分。ユルギュップからカイセリまでは車で約1時間、ネヴシェヒルまでは約45分。アルゲウス・ツーリズムにインターネット事前予約をすれば両空港からホテルなどへのシャトルサービスも行う。
argeus.com/airport-transfers


コースのまわり方

【所要】約8時間

広大なカッパドキアを効率よくまわるには車が必要。個人の場合はタクシー、または専用車をチャーターするのがおすすめ。チャーターは1日€100〜200が目安で、ホテルスタッフに頼めば手配してくれる。また現地旅行会社が催行するガイド付きツアーに参加するのも一般的で、料金は1人€55程度。日本語ガイドが付くプライベートツアーも人気なのでチェックしよう。歩きづらい道も多くあるので、ヒールやサンダルはなるべく避けよう。

STARTの見出し

ギョレメ市街

車で50分

地下8階の巨大都市

カイマクル地下都市の画像

 地下都市内部は案内の矢印に従って進む

カイマクル地下都市

Kaymaklı Yeraltı Şehri

キリスト教徒がアラブ人の迫害から逃れるために造ったといわれる地下都市の一つで、多いときには5000人以上が暮らしたという巨大なもの。内部は地下8階まであり、台所や食糧庫、ワイナリー、教会など、長期間にわたって生活するための施設が整い、都市としての機能を果たしていたことがうかがえる。

交通

ギョレメから車で50分

料金

€13

時間

8〜20時(最終入場19時30分)

休み

なし

車で40分

大パノラマが広がる砦

ウチヒサールの城塞の画像

村の中心にそびえる要塞跡

ウチヒサールの城塞

Uçhisar Kalesi

「尖った要塞」という意味をもつウチヒサールは、カッパドキア一帯で最も高い位置にある小さな村。村の中心には敵の侵入を防ぐための城塞として利用された岩山がそびえ、頂上からは360度のパノラマが開ける。

交通

ギョレメから車で10分

料金

200TL

時間

8時〜日没

休み

なし

車で10分

フレスコ画が残る洞窟教会

ギョレメ野外博物館と館内の地図の画像

1. カッパドキア様式とよばれる多色のフレスコ画がすばらしい/2.保存状態がよい教会の一つ「リンゴの教会」

ギョレメ野外博物館

Göreme Açık Hava Müzesi

イスラムの圧迫から逃れるため、9世紀ごろからキリスト教徒は岩を掘って洞窟に教会や修道院を造ったといわれている。その中心となった場所がギョレメで、一帯には400〜500もの教会があったという。現在は約30の教会が野外博物館として公開されており、信徒が描いたフレスコ画などが見学可能。

交通

ギョレメのバスターミナルから徒歩20分、または車で5分

料金

€20、暗闇の教会は別途€6

時間

8〜20時(最終入場19時30分)

休み

なし

車で20分

焼物の産地でおみやげ探し

アヴァノスのグルメとおみやげの画像

【ランチ】伝統料理の味わえるレストラン(ビズィム・エヴ)/【ショッピング】焼物工房で制作風景の見学もできる(ギュライ・セラミック)

アヴァノス

Avanos

ヒッタイト時代から続く焼物の産地。クズルウルマク川の流れるのどかな街に小さな工房が点在し、素焼き壺やカラフルな食器などが売られている。

交通

ユルギュップから車で15分、ギョレメから車で10分

車で10分

奇岩観光のハイライト

パシャバーの画像

1.高台から全体を写真に収めてみよう/2.聖シメオンの洞窟ではフレスコ画を見学できる

パシャバー

Paşabağı Vadisi

キノコ岩が谷一面に立ち並ぶ観光のハイライト。煙突にも似たこれらの岩は、その中に妖精が住んでいるという言い伝えから「妖精の煙突」ともよばれている。人里を離れて信仰生活を送ることを提唱した古代の修道士、聖シメオンが隠れ家にしたキノコ岩も残る。

交通

ユルギュップから車で15分、ギョレメから車で10分

料金

€12(ゼルヴェ野外博物館と共通)

時間

8〜20時(最終入場19時30分)

休み

なし

車で10分

ラクダ岩で有名な奇岩スポット

デヴレントのラクダ岩の画像

デヴレントを象徴するラクダ岩。間近で見学できる

デヴレント

Devrent Vadisi

ラクダ、フクロウ、トカゲなど、ユニークな形の岩が想像を膨らませることから「イマジネーションの谷」ともよばれる。岩の上部にあいている穴はキリスト教徒の隠れ家跡で、現在も登るための足場が残っている。高低差があり、場所や角度によって印象も変わるので、谷間を散策しながら見るのが楽しい。

交通

ユルギュップから車で10分、ギョレメから車で20分

料金

見学自由

時間

見学自由

休み

見学自由

車で10分

カッパドキア随一の夕日スポット

ローズ・ヴァレーの画像

1.夕日の時間に合わせて訪れたい/2.夕日を眺めながらワインを飲むのが人気

ローズ・ヴァレー

Kızıl Vadi

連なる谷の岩は淡いピンクで、夕暮れ時には一面バラ色に染まる。谷間には洞窟教会も点在し、フレスコ画が残る13世紀の教会もある。

交通

ユルギュップ、ギョレメから車で10分

料金

40TL

時間

8時〜日没

休み

なし

車で10分

GOALの見出し

ギョレメ市街

おすすめスポットの見出し

2日以上をカッパドキアで過ごせるときに。定番コースから少し離れると静かに見学できるみどころがある。

異教徒同士が共生した谷

ゼルヴェ野外博物館

Zelve Açık Hava Müzesi

かつてキリスト教徒とイスラム教徒が同じ場所に共存していた貴重な谷で、教会やモスク、貯蔵庫などの遺構を野外博物館として公開している。

ゼルヴェ野外博物館の画像

断崖を掘って教会が造られた

交通

ユルギュップ、ギョレメから車で15分

料金

€12(パシャバーと共通)

時間

8〜20時(最終入場19時30分)

休み

なし

廃村に残る教会やモスク

チャウシン

Çavuşin Köyü

5世紀ごろに造られた村で、1950年ごろまで人々が暮らしていたが、岩の浸食や崩落のため廃村になった。聖ヨハネ教会や女子修道院とともに、モスクも残されている。

チャウシンの画像

教会では古いフレスコ画も見られる

交通

ユルギュップ、ギョレメから車で15分

料金

€3

時間

8〜17時(最終入場16時15分)

休み

見学自由 

※2025年5月現在閉鎖中

カッパドキア全体を眺める

オルタヒサール

Ortahisar Kalesi

町名は「中央の要塞」を意味し、町の中心にそびえる高さ85mの要塞の頂上からは、カッパドキア全体を見渡せる。周辺の洞窟住居跡は、現在も貯蔵庫として使われている。

オルタヒサールの画像

 要塞周辺には数多くの住居が立ち並ぶ

交通

ユルギュップから車で15分、ギョレメから車で20分

料金

50TL

時間

10時~日没

休み

なし

キノコ岩のある展望スポット

エセンテぺ

Esentepe

ユルギュップの町の入口にある展望スポットで、「親子岩」とよばれる3本のキノコ岩で有名。周囲にはみやげ物店や休憩所も。

エセンテぺのキノコ岩の画像

3本のキノコ岩が並んで立つ。三姉妹の岩ともよばれる

交通

ユルギュップから車で3分、ギョレメから車で10分

料金

見学自由

時間

見学自由

休み

見学自由

このエリアの旅行予約はこちらから!(JTBのサイトへ)

●このページは『るるぶトルコ イスタンブール』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2025年4~7月時点のものです。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・付加価値税などが加算される場合があります。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際はトルコの国番号を加えてご利用ください。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、、1月1日、4月23日の独立記念日など、トルコの祝祭日は省略しています。祝祭日の日は飲食店や多くの観光施設が休みとなりますので、ご注意ください。


この記事を書いた人

るるぶ情報版(海外)編集部

るるぶ情報版(海外)編集部

アジア、アメリカ、ヨーロッパ・アフリカなど、世界中の「見る」「食べる」「遊ぶ」を徹底取材。海外旅行の不安を解消する、渡航や現地の基本情報もしっかり網羅。みなさんの旅を全力サポートする熱血編集部です!


詳細は最新版のるるぶで!るるぶトルコ イスタンブール

るるぶトルコ イスタンブール

イスタンブールで外せない歴史的建造物やグルメ、グランド・バザールでのお買い物や、カフェなど、エキゾチックな街を楽しむ情報満載です。足を延ばせば自然の偉大な絶景が待つカッパドキア、パムッカレの観光もこの1冊で。

旅する本棚