るるぶ
大人の日帰り旅 芸術とカフェの街 清澄白河を探索

都心に近いエリアにもかかわらず、緑と水が豊かで、下町の風情も残る清澄白河。近年はおしゃれなカフェや雑貨店が増えているので、散策してお気に入りを見つけてみよう。

最寄り駅は地下鉄清澄白河駅。半蔵門線と大江戸線が利用できる。

土・日曜、祝日限定で、お台場の日本科学未来館や、豊洲、地下鉄森下駅を30分で結んで、江東区内の観光名所などを巡る急行便のバス「深川シャトル」が運行。清澄庭園前にも停車する。

日差しが差し込む3階のレストランからは、眼下に隅田川が見渡せ、新大橋と清洲橋も見える

隅田川を眺めながらパンと料理のマリアージュ

Farm to Me SUGAR FACTORY

ふぁーむ とぅ みー しゅがー ふぁくとりー

国内の製糖メーカー「大東製糖」が手掛けたベーカリー&レストラン。1階のベーカリーでは含蜜糖を使ったパンを毎日焼き上げている。3階のレストランでは、コースでパンと料理、紅茶のマリアージュを楽しめる。提供される料理は全国から厳選した食材を使いパンに合うシンプルな味わいのイタリアン。

住所

江東区常盤1-4-4

電話番号050-5434-0780

(レストラン)

交通

地下鉄清澄白河駅または森下駅から徒歩7分

時間

ベーカリー8時30分~18時、レストラン11~16時、18~21時

休業日

火・水曜

1.ハーフコース ランチ2200円。パンは5種類でおかわり自由。月替わりの5種類のスプレッドが付く

2.バイオフィリアを取り入れた外観は植物が覆う/3.屋上庭園では購入したパンやドリンクを景色と一緒に楽しむことができる

4.大麦高加水ブレッド プレーン300円。焙煎した国産大麦粉を配合し、究極のやわらかさに/5.ブリオッシュクリームパン280円。千葉県産の卵と北海道産の牛乳を使った自家製カスタードクリームをサンド /6. 体にやさしいお砂糖345円(右)は低GIの砂糖。素焚糖345円(左)は奄美大島産サトウキビ100%の砂糖

点線

店頭の大きなチョコミントアイスのオブジェが目印

ヘルシーでおいしいヴィーガンジェラート

TUTTO 清澄白河店

とぅっと きよすみしらかわてん

上質なアーモンドミルクをベースに、乳製品や卵、砂糖を使わないヴィーガンジェラートの専門店。甘さを抑えフルーツ本来の味を生かしたフレーバーは全12種類。オーガニックコーヒーや米粉のクレープもある。

住所

江東区常盤1-3-7ラフィーヴィル清澄白河EAST 2

電話番号

なし

交通

地下鉄清澄白河駅/森下駅から徒歩7分

時間

10~18時

休業日

月曜(祝日の場合は翌平日)

パーキング

なし

1.パステルカラーのかわいい店内にはイートインスペースも/2.チョコミント(シングルコーン)660円。コーンも米粉を使用/3.BELATOストロベリー(M)980円。オリジナルの飲むジェラート。上には豆乳のホイップクリームがたっぷり。季節ごとの限定BELATOも登場

点線

天井が高く明るい店内。バリスタの手際のよい仕事ぶりも見える

季節ごとにいちばんおいしいコーヒーを提供

ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ

ぶるーぼとるこーひー きよすみしらかわふらっぐしっぷかふぇ

サードウェーブコーヒーの先駆けである「ブルーボトルコーヒー」の日本第1号店。ここから清澄白河がカフェの街として有名に。広々とした店内で、注文を受けてからバリスタが丁寧に淹れるコーヒーが味わえる。

住所

江東区平野1-4-8

電話番号

なし

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩10分

時間

8〜19時

休業日

無休

パーキング

なし

1.リエージュ ワッフル641円。オープンからの定番スイーツ /2.ドリップコーヒー712円〜(選んだ豆により価格が変わる)バリスタが一杯ずつドリップする/3.カフェラテ(ICED)657円。日替わりの豆からチョイスでき、牛乳を植物性のオーツミルクに変更可能 /4. ロゴがポイントのシンプルな外観

5.店内でバイヤーが吟味し自社焙煎したコヒー豆を販売

6.MAKOOショッピングバッグS5940円。ドイツからの輸入素材を使ったリサイクルバッグ/7.ストーンマグ(グレー)3300円。MOHEIMとコラボしたマグ。ベトナムの職人の手作り

余白

下町の住宅地にたたずむ2階建てのfukadaso。エイジング加工したトタン板の外観が目を引く

古き良き昭和の雰囲気を今に残した建物

fukadaso

ふかだそう

解体寸前の築60年のアパート兼倉庫だった「深田荘」を平成24年(2012)にリノベーションした。レトロな外観は往時のまま、内装に手を加え地元の憩いの場として再生し、個性的なショップが入居する。

電話番号

店舗により異なる

住所

江東区平野1-9-7

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩5分

時間

店舗により異なる

休業日

店舗により異なる

パーキング

なし

点線

同じ製品でも多くのサイズがあるのが理化学ガラス製品の特徴。見ているだけでも楽しい

学校で見た懐かしいガラス製品がズラリと並ぶ

リカシツ

りかしつ

理化学製品そのものを販売する珍しい専門店。理化学問屋の関谷理化(株)が一般にはなじみの薄い理化学ガラス製品の発信地として開店。インテリアや料理など、アイデア次第で用途が広がる。

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩5分

時間

13〜17時

休業日

月〜水曜(HPで要確認)

パーキング

なし

1.取っ手付きビーカーBK-7(200㎖)1320円。ビールジョッキやコーヒーカップに /2.万能壺 ルリ(100㎖)3190円。綿棒入れに /3.メスシリンダー(20㎖)1815円。一輪挿しに /4.平底試験管リムツキ30×120、試験管立て2970円(写真の組み合わせ)デスクに置いてペン立てに

点線

倉庫だったため天井が高い店内。イベントを開催することも

ノスタルジックな時間を満喫しよう

fukadaso CAFE

ふかだそう かふぇ

fukadasoの1階にあるレトロな雰囲気が漂うカフェ。店内はアンティークなテーブルと椅子がゆったりと配置され居心地がよさそう。手作りのスイーツとコーヒーで疲れた体を癒やしたい。

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩5分

時間

13〜18時

休業日

火・水曜

パーキング

なし

昔ながらの固めのプリン450円。カラメルも苦めだ。キャラメルラテ580円。コーヒーは深煎りで酸味は少なめ

1.テーブルと椅子がすべて異なるので気分で選んで/2.船で荷物を運ぶときに使われていた外国のアンティークケースもテーブルに

余白

例年4月中旬ごろまで開花の様子が楽しめるサトザクラ

水と石と木々の季節感が美しい庭園

清澄庭園

きよすみていえん

大名の下屋敷などを経て、明治11年(1878)に三菱財閥の創始者・岩崎彌太郎の所有となり造園。社員の慰安や貴賓の接待に使った、大泉水を中心とした回遊式林泉庭園が広がる。伊豆石、紀州青石、備中御影石など全国の名石を集めて随所に配置しているのが大きな特徴で、池の水際に配された石の上を渡る磯渡りも楽しめる。

住所

江東区清澄3-3-9

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩3分

料金

一般150円(65歳以上70円)

時間

9~17時(最終入園16時30分)

休業日

無休

パーキング

なし

1.3つの島や、数寄屋造りの建物・涼亭を配した大泉水。池の水は雨水でまかなう

2.大泉水の池の端には巨石が置かれ、「磯渡り」とよばれる /3.大正記念館は大正天皇の葬儀で使われた葬場殿を移築した建物。現在の建物は平成元年(1989)に全面改築されたもの

点線

公園側入り口。右はアンソニー・カロ『発見の塔』1991。散策しながら屋外展示も鑑賞したい

国内外のコンテンポラリーアートに触れられる

東京都現代美術館

とうきょうとげんだいびじゅつかん

スタイリッシュな建物は柳澤孝彦氏による設計。現代アーティストによる絵画や彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広い分野の作品を約5700点収蔵し、多彩な展覧会を開催。個性的なアイテムが揃うミュージアムショップなども立ち寄りたい。

電話番号050-5541-8600

(ハローダイヤル)

住所

江東区三好4-1-1木場公園内

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩9分

料金

観覧料は展示会により異なる

時間

10~18時(展示室入場は閉館の30分前まで)

休業日

月曜(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間

パーキング

90台(有料)

1.現代美術の流れを展望できるコレクション展示。写真はリニューアル・オープン記念展「MOTコレクション第1期 ただいま/はじめまして」2019年の展示風景/ 2.約27万冊の資料を有する美術図書室

余白

深川の一日を音響・照明などで演出する

江東区深川江戸資料館

こうとうくふかがわえどしりょうかん

「深川」は清澄白河があるエリア一帯。展示室では江戸時代・天保年間(1830〜44)の深川佐賀町の街並みを実物大で再現。長屋や店には生活用具があり、リアリティのある展示になっている。

住所

江東区白河1-3-28

交通

地下鉄清澄白河駅から徒歩3分

料金

入館400円

時間

展示室9時30分~17時(最終入館16時30分)

休業日

第2・4月曜(祝日の場合は開館)

パーキング

5台

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●このページは『大人の日帰り旅 首都圏2025』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2023年12月末日取材時点のものです。料金、営業時間、定休日、メニュー等の営業内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●掲載の料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。また、入園料などは、特記のないものは大人料金です。 ●定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。 ●掲載の利用時間は、原則として開店(館)~閉店(館)です。ラストオーダーや入店(館)時間は、通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。ラストオーダーはLOと表記しています。 ●掲載の温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。 ●掲載の宿泊料金は、原則として、シングル・ツインは1室あたりの室料です。1泊2食、1泊朝食、素泊に関しては、1室2名で宿泊した場合の1名料金です。料金は取材時点での消費税率をもとに、諸税、サービス料込みで掲載しています。季節や人数によって変動しますので、お気をつけください。


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大人の日帰り旅 首都圏2025

東京の新しいランドマーク・麻布台ヒルズや、現代アートの街として注目の前橋、ワイナリーやウィスキーの蒸留所と食を楽しめる小諸など、旬な旅をご案内。ほかにも非日常の空間を味わえる絶景カフェや、魅力を再発見できる東京の身近なおでかけスポット、季節のフルーツや新鮮野菜、リノベダイニングなど食の旅、陶芸や温泉、蔵の街さんぽなど…大人だからこそ行ってみたい首都圏の日帰りスポットをご紹介します!

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