十勝エリアには5つのガーデンが点在。各ガーデンは広く、みどころも満載。時間に余裕をもった周遊プランを立て、十勝の花々を満喫しよう。
真鍋庭園50周年を記念して作られた「モンスターガーデン」。50本集めた針葉樹はまるでモンスターのような姿
帯広市
所要:1時間
まなべていえん
樹木の生産販売を営む真鍋家が昭和41年(1966)に開園した、日本初のコニファー(針葉樹)ガーデン。針葉樹を中心に、日本庭園やヨーロッパガーデンなど、テーマごとに構成された表情豊かで和洋さまざまな庭を見学できる。
JR帯広駅から車で15分
帯広市稲田町東2線6
入園1000円(なつぞらロケセットは無料エリアで公開)
4月下旬~11月下旬の8時30分~17時30分(最終入園は閉園の30分前、10・11月は時短あり)
期間中無休
50台
(写真左)白い椅子が草花に映えるメルヘンな光景に思わずうっとり
(写真右)スコーン2種類とドリンクが付いたスコーンセット880円。ショップ「オランジェリー」で販売。シフォンケーキやスムージーも取り揃えている
帯広市
所要:1時間
しちくがーでん
園主の紫竹昭葉(しちくあきよ)さんが子どものころ夢見た花畑を作ろうと、チューリップを植えたのが始まり。季節ごとにさまざまな宿根草が咲くボーダーガーデンや、山野草の珍種が植えられたロックガーデンなど、22のゾーンで2500種もの花々を観賞できる。
JR帯広駅から車で30分
帯広市美栄町西4線107
入園1000円
4月22日~11月30日の8~17時(17時以降も連絡があれば開園)
期間中無休(冬期はレストランのみ予約営業)
50台
(写真左)6月いっぱい開催される北海道最大級の展示となっているアンブレラスカイ。SNS映え間違いなし
(写真右)「ローズガーデン」の見頃は6月下旬から9月頃まで
幕別町
所要:1時間30分
とかちひるず
十勝の街並みや十勝連峰の山々などを一望しながら、それぞれ趣の異なる7つのテーマガーデンを見学できる。園内の芝生の上で自由にピクニックを楽しめるのも嬉しい。季節ごとのガーデンイベントもみどころ。
JR帯広駅から車で20分
幕別町日新13-5
入園1000円
4月下旬~10月中旬の9~17時※営業時間はHP・SNSなどで要確認
期間中無休(各店舗で異なる)
180台
(写真左)マルセイバターサンド1個155円。隣接する工場からの作り立ては、ここでしか食べられない一品!
(写真右)「花柄包装紙館」では、山岳画家・坂本直行さんが描いた六花亭の包装紙が壁一面に
中札内村
所要:1時間
ろっかのもり
北海道ガーデン街道の南端、北海道を代表する菓子メーカーの六花亭が運営するガーデン。おなじみの花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森を作りたいという願いを込めて造られた。10万㎡の広大な園内には、四季折々の山野草が咲き誇りギャラリーも併設。
JR帯広駅から車で30分
中札内村常盤西3線249-6
入園1000円
10~16時(ショップ10時30分~、カフェ11時~15時30分LO)※いずれも変更の場合あり
期間中無休(4月下旬~10月中旬)、冬期休業
80台
(写真左)セグウェイで雄大な森や草原を走り抜けよう。千年の丘からは十勝平野を一望できる
(写真右)日高山脈に向かって波打つ芝の丘が圧倒的なスケールで広がる「アースガーデン」
清水町
所要:1時間30分
とかちせんねんのもり
日高山脈の裾野、4㎢に及ぶ広大な敷地に4つのテーマガーデンを展開。「アースガーデン」と「メドウガーデン」から望める日高山脈は2024年に国立公園に指定。雄大な草原を走り抜けるセグウェイガイドツアー2時間15分9800円(要予約)も人気。