呼子で絶対食べたいのが イカの活造り。 透き通った美しい身と、 さばいて盛り付けた後も足が 動くほどの新鮮さは感動もの!
活造りの水晶のような透明さの秘密は鮮度にある。注文を受けてから、さばいて提供するまでの時間がとても短い! 生簀からあげて、数分で、もう完成。
イカのさばき方にも工夫あり! 食感がよくなり、醤油が絡みやすいよう、イカの身の裏側にはこまやかな隠し包丁が入っている。
呼子では3〜11月ごろに水揚げされるケンサキイカ(ヤリイカ)が主流。歯ごたえがよく、甘みが強い。12〜3月は身が厚いアオリイカ(ミズイカ)になる。
呼子のイカ料理の店では、活造りをメインに、いかしゅうまいや小鉢、ご飯、お吸い物などのセットメニューが定番。価格はどの店も3000〜4000円。
活造りは必ずしも1人1杯ではなく、大きさにより数人でシェアすることもできる。残ったゲソ(足の部分)は追加調理で天ぷらにして食べるのが王道!
大型連休や週末は観光客で混雑する。店によっては予約受付がなくなり、2〜3時間待ちという場合も。天候によりイカが少ないときもあるので、事前に問合せを。
1
看板料理の活造りに、いかしゅうまいや小鉢などがセットになっている
2 海中を望む窓の外に魚が泳ぐ/3 海に浮かんでいるので、大きな船がそばを通ると揺れることも
かいちゅううおどころ まんぼう
海に浮かぶ建物の地下1階の客室の窓から、海中を見ることができるユニークな店。玄界灘を眺める海上お座敷もあり。イカは注文を受けてから海の中に設置された生簀より取り上げ、素早くさばく。調理中も海水を使うことで、食べる直前まで鮮度が保たれている。 地下1階小上がり席、テーブル席と、地上1階座敷席がある。
呼子バス発着所から昭和バス加部島行きで5分、呼子大橋下車、徒歩2分
唐津市呼子町殿ノ浦1946-1
11~15時LO(土・日曜、祝日10時30分~16時LO)
木曜(変動の場合あり)
50台
ゲソは活造りの後、天ぷらか塩焼、煮付けで味わえる
おさかなどころ げんかい
昭和44年(1969)の創業当時、先代店主が始めたというイカの活造り。徹底的に鮮度にこだわって提供されるイカ活造りは、身が透き通り、驚きの甘さ。海水を引いた生簀は15面あり、イカやサバなど玄海灘の魚が放たれている。落ち着いた店内からは、海を一望できる。
呼子バス発着所から昭和バス波戸岬行きで5分、伊達政宗陣跡下車、徒歩5分
唐津市呼子町殿ノ浦508-3
11~18時LO(火曜は〜15時30分)
月曜(祝日の場合は翌火曜)
100台
茶碗蒸しやいかしゅうまいが付く。写真はイメージ
かいせんもん いかたろう
店の中央には大きな生簀が設置され、イカの鮮度が保たれている。透明感があり、歯ごたえのよいイカの活造りを味わえる。いか活き造りセットをはじめ、特選醤油と生卵を絡めて食べる活イカ丼2500円などが人気だ。堀りごたつ席と座敷席がある。
珍味としゅうまい2種ずつに、茶碗蒸しも付いてボリューム満点
いかりょうりせんもんてん いかどうらく
タレを絡めたイカとご飯を蒸したイカ釜めしは、イカの身のふっくらとした食感が魅力。単品料理もイカスミ汁やイカビビンバなど多彩。みやげ品もあり。店内は小上がり式で、ゆったりくつろげる。
呼子バス発着所から昭和バス加部島行きで15分、加部島渡船場前下車、徒歩10分(「いか道楽前」で下車も可)
唐津市呼子町加部島3606
10時30分~15時30分LO(土・日曜、祝日16:30LO) ※天候による早仕舞いあり、要確認
木曜(変動あり)
80台
細めの切り身でコリコリとした食感の刺身が美味
かわたろう よぶこてん
店内中央に設置された海水を引く生簀に、活きのいいイカが泳ぎまわる。昭和48年(1973)の創業以来、イカの活造りはもちろん、ともに出される和食もおいしいと評判。大きな生簀周りにテーブル席がある。