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大正の粋と異国情緒を味わう プチ・パリ 神楽坂さんぽ

街路樹が並ぶ神楽坂通りは昔ながらの店や今風なカフェ、雑貨店などが軒を連ね、路地に入ると昔ながらの料亭から三味線の音が聴こえる。お気に入りのお店や商品を探しながら、パリの街角を思わせる石畳の道を散歩してみよう。

JR・地下鉄飯田橋駅または地下鉄神楽坂駅が散策の起点。坂下に位置する飯田橋駅に近づくほど、多くの人で賑わう。

神楽坂下交差点から神楽坂駅出口(赤城神社寄り)までにかけて、平日と土曜の12〜13時、日曜、祝日の12〜19時は歩行者天国になる。また、この区間の車通行は一方通行だが、12時と24時で向きが変わる。

神楽坂下交差点から見る神楽坂通り。夏まつりの阿波おどりをはじめ、さまざまなイベントも行われる

兵庫横丁には、隠れ家のような一軒家レストランや和食の名店がたたずむ

神楽坂 茶寮 本店があるかくれんぼ横丁。鍵形に曲がる細い道が多く、散策が楽しいエリア

カウンター席とテーブル席、購買スペースからなる1階。2階にもテーブル席を備える

玉露【翠緑】〜すいりょく〜935円。低温のお湯で甘みとコクをじっくり味わう 

碧羅(へきら)日本のお茶セット2310円。京都宇治の抹茶と、栗を使用した自家製クリームの生絞りモンブラン

神楽坂の賑わいから離れた裏路地にたたずむ古民家カフェ

神楽坂 茶寮 本店

かぐらざか さりょう ほんてん

2階建て古民家をリノベーションした和カフェは、煎茶から和紅茶まで、日本茶のメニューが多彩。こだわりの抹茶とのバランスを考えて作られた和テイストのスイーツや、素材のうま味を大切にした、極上のだしが香るおばんざいも人気。

住所

新宿区神楽坂3-1

交通

JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩4分

時間

11時30分〜22時(21時LO)

休業日

不定休

パーキング

なし

明るい店内では大きなシャンデリアとショーケースのお菓子が輝く

(左)ケーキの予約はできないので行列ができることもある/(右)フランス産マーブルの床やスペインの石を使った贅沢なインテリア

(左)2・3階のカフェスペースもヨーロッパの雰囲気が漂う大人の空間/(右)メレンゲと生クリームのお菓子をコーヒーと一緒に店内でいただく

ヨーロッパの街角で菓子を選んでいるような雰囲気あふれるパティスリーショップ

オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド

おー・めるべいゆ・どぅ・ふれっど

フランス・リール地方にある菓子店がアジア初出店。看板商品であるメレンゲの生菓子・メルベイユやケーキ、ワッフルなどすべて店内で手作りの新鮮なフランス菓子が味わえる。体験したことのないメレンゲの食感に驚く。

住所

新宿区矢来町107-2

交通

地下鉄神楽坂駅から徒歩2分 

時間

9〜19時(カフェ18時30分LO)

休業日

無休

パーキング

なし

1.特産塩バタービスケットは缶のコレクターもいる/2.ブルターニュ産そば粉のウイスキーはフルーティな味わい/3.中辛口のシードルは専用の有機リンゴの一番搾りのみを使用/4.種類豊富に揃うシードルは、低アルコールで飲みやすい発泡酒

店舗の隣は日本初のクレープリー店。テラス席もあり、週末は待機列ができるほどの人気ぶり

チーズやバター、生ハムなどが並ぶ

直輸入の食材が並ぶクレープリー併設ショップ

レピスリー ル ブルターニュ

れぴすりー  る ぶるたーにゅ

フランスから選りすぐりの食材を取り扱うショップ。ブルターニュ直輸入のリンゴ酒シードルや調味料、パッケージのかわいいクッキー、サラミやチーズなどギフトや家庭で楽しむグルメアイテムが豊富に揃う。

住所

新宿区神楽坂4-2

交通

JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩5分

時間

11〜21時

休業日

無休

パーキング

なし

総合受付。かわいいピクトグラムにも注目

メディアテーク(図書館)は閲覧だけなら無料

(左)坂倉準三設計の白亜の建物は大きな窓が特徴/(右)南仏の村をイメージした建築家・藤本壮介氏による新棟

(左)世界的にも珍しい構造のらせん階段で3階へ/(右)メンバー登録で貸し出し可能なフランス書籍

神楽坂に宿るエスプリの発信地

東京日仏学院

とうきょうにちふつがくいん

昭和27年(1952)に創立したフランス政府公式の語学学校・文化センターで、フランスと日本を結ぶ文化交流施設。神楽坂にフランス人が多く見られるのはこの施設の影響が大きい。広く一般に開放されていて、イベントを随時開催している。

住所

新宿区市谷船河原町15

交通

JR・地下鉄飯田橋駅から徒歩7分

時間

受付9時30分〜13時30分、14時30分〜19時30分(金・日曜は9時30分〜13時30分、14時30分〜17時、土曜は9時30分〜19時)※見学時間、見学可能箇所については公式サイトを要確認

休業日

月曜、祝日

パーキング

なし

(上)こぢんまりとして居心地のよいミニシアターは全108席/(下)わかりやすくて楽しい表示もフランスのテイストを感じる

フランス映画ファン垂涎の映画館

エスパス・イマージュ

えすぱす・いまーじゅ

充実したフランス映画のラインナップと、俳優や監督を招いたイベントが継続的に開催されている映画館。日本語で開催されるものも多く、映画を通してフランス文化を発信している。

電話番号03-5206-2500

(東京日仏学院)

時間

上映時間・イベントにより異なる

休業日

上映時間・イベントにより異なる

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●このページは『大人の日帰り旅 首都圏2025』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2023年12月末日取材時点のものです。料金、営業時間、定休日、メニュー等の営業内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●掲載の料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。また、入園料などは、特記のないものは大人料金です。 ●定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。 ●掲載の利用時間は、原則として開店(館)~閉店(館)です。ラストオーダーや入店(館)時間は、通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。ラストオーダーはLOと表記しています。 ●掲載の温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。 ●掲載の宿泊料金は、原則として、シングル・ツインは1室あたりの室料です。1泊2食、1泊朝食、素泊に関しては、1室2名で宿泊した場合の1名料金です。料金は取材時点での消費税率をもとに、諸税、サービス料込みで掲載しています。季節や人数によって変動しますので、お気をつけください。


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大人の日帰り旅 首都圏2025

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