豊かな緑と清流が織りなす景勝地・鶴仙渓に沿って広がるいで湯の里。約400年の歴史を誇る山中漆器や民謡の山中節で全国に知られる。ショップや体験処、カフェに立ち寄りつつ温泉街散策を。
かくせんけい・かわどこ
鶴仙渓は大聖寺川の清流と、すがすがしい自然を満喫できる景勝地。4~11月の期間限定で登場する川床は、あやとりはしを望む特等席。絶景を楽しみながら加賀棒茶で一服しよう。
加賀市山中温泉河鹿町
(山中温泉観光協会)
山中温泉BTから徒歩10分
席料300円(加賀棒茶付き)
9時30分~16時
4~11月営業(雨天や川の増水時は中止)、6月11~13日、9月10~12日はメンテナンス休業
あやとりはしたもと駐車場利用20台
あやとりはし
華道家の勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトでデザインした橋。鉄骨はモダンな赤紫色で、S字を描きながら渓谷の上を延びていくようなフォルムがユニーク。
さぼううるわし
2023年4月、県指定文化財「無限庵」内にオープンしたカフェ。山中塗の漆器で供されるスイーツが人気。大きな窓の外に広がる鶴仙渓の緑が目に心地よい。
加賀市山中温泉下谷町ロ6 無限庵内
山中温泉BTから徒歩11分
メニュー料金に無限庵入館料込み
11時~14時30分LO(季節により時間変更あり)
火曜(祝日の場合は営業)
無限庵駐車場利用40台
やまなか ぽーたる
スぺシャルティコーヒーや自家製ドリンクと共に、手作りスイーツが楽しめる。ほろ苦いプディングやケーキのようなフルーツサンド、さっくりしたマフィンなどがおすすめ。
加賀市山中温泉湯の本町ク27
なし(連絡はI nstagramで)
山中温泉BTから徒歩1分
11時~16時30分LO(土・日曜は10時~、平日のみランチあり11時30分~13時30分)
火・水曜(祝日の場合は営業)
3台
明治38年(1905)創業。代表銘菓の娘娘万頭(にゃあにゃあまんじゅう)は黒糖と味噌が香る皮と自家製こし餡がベストマッチ。同万頭を添えたソフトクリーム「娘娘ソフト」432円も好評。長年親しまれてきた町の和菓子店。
あむ しょっぷあんどかふぇ
2023年8月オープン。伝統工芸の技術を生かしたコンテンポラリーな雑貨やアクセサリーを販売。工芸品のほか、みやげに好適な石川県産のフードも揃えている。
加賀市山中温泉南町ロ11
バス停菊の湯前から徒歩2分
9時30分~18時30分(金・土曜は~20時30分)、カフェ10~17時
水曜、第2・4木曜(祝日の場合は営業)
なし
ひがしやまぼぬーる
鶴仙渓の入り口、黒谷橋のほとりにある。かつて旅館だった建物の趣を残したクラシカルなたたずまい。煮込んだ和牛がとろける、ビーフシチューライスセットのランチが名物。1階は20席、2階にはカウンター6席(カフェ利用のみ)もある。
こうぼう じょうかん
山中漆の老舗、守田漆器の工房。木地をカンナで削って一輪挿しを作る木地挽き体験ができる。所要約1時間30分で小学生から体験可能。当日持ち帰り可。3営業日前までに予約を。
しるくろこうげいたいけんこうぼう
九谷焼窯元「きぬや」の体験工房。色紙を貼って絵柄を転写する九谷焼貼り絵体験ができる。色紙を好きに組み合わせて絵柄を作る。所要約30分。要予約。