るるぶ

【ドイツ】6泊8日の周遊モデルプラン!ロマンチック街道やミュンヘンへ|旅のキホンQ&Aも出発前にチェック

フランクフルトからミュンヘンへ。絶対外せない街やスポットを押さえた、ドイツ満喫プラン。

1日目の見出し

フランクフルト到着

直行便でフランクフルトへ

フランクフルトへは、日本の3カ所の空港(羽田、成田、中部)から直行便が出ており、最もアクセスが充実している。所要時間は約14時間30分。日本を午前中に発つと、フランクフルトへは夕方の到着となる。

フランクフルト 泊

フランクフルトの街並みの画像

マイン川沿いに広がるフランクフルトの街並み

2日目の見出し

フランクフルト

金融の中心都市で歴史散策

中世の風情を残すレーマー広場を起点に、再建された新・旧市街や文豪・ゲーテの生家などを見学。マイン・タワーからの眺めも楽しみたい。ランチには郷土料理をぜひ。名物のアプフェルヴァインもおすすめ。リンゴ酒やアプフェルヴァインと郷土料理を楽しもう。

フランクフルト 泊

レーマー広場周辺の画像

レーマー広場周辺にみどころが集中している

3日目の見出し

ライン川

世界遺産の大河と大聖堂へ

ライン川渓谷中流上部の両岸に、次々と現れる古城をクルージングで優雅に気軽に楽しみたい。名産のフランケンワインを味わったり、ゴシック様式の壮麗なケルン大聖堂を見たり、楽しいことがたくさん。

フランクフルト 泊

ケルン大聖堂の画像

ライン川から見たケルン大聖堂

4日目の見出し

ロマンチック街道

絵本のような街を満喫

ヴュルツブルクでは世界遺産のレジデンツと、丘の上のマリエンベルク要塞は見逃せない。ランチは醸造所直営のレストランで、フランケンワインを味わってみよう。ローテンブルクではカラフルでかわいい木組みの家々が立ち並ぶ市壁を歩いたり、市庁舎塔から街を見渡したり、さまざまな角度から街を楽しみたい。

ローテンブルク 泊

ヴュルツブルクの街並みの画像

マリエンベルク要塞からヴュルツブルクの街並みを一望

マルクト広場の画像

ローテンブルクのマルクト広場

5日目の見出し

フュッセン

ドラマチックな古城と教会

フュッセンを起点に、ドイツで絶大な人気を誇る白亜の古城、ノイシュヴァンシュタイン城観光を満喫。郊外にあるヴィース教会は世界遺産に登録されており、贅を尽くした装飾が見事。どちらも内部は撮影NGなのでしっかり目に焼き付けておきたい。

ミュンヘン 泊

ノイシュヴァンシュタイン城の画像

マリエン橋からは、雄大な自然のなかにそびえるノイシュヴァンシュタイン城が撮影できる

ヴィース教会の画像

ロココ様式の装飾が施されたヴィース教会

6日目の見出し

ミュンヘン

華美なレジデンツを堪能

きらびやかな装飾が施されたレジデンツを鑑賞。広いのでポイントを絞って見学するのがおすすめ。名物の白ソーセージは午前中のうちに食べておきたい。マリエン広場周辺では新市庁舎や聖ペーター教会の上から街を眺めるのもよい。夜はビールと相性抜群の料理で決まり!クラフトビール店も人気がある。

ミュンヘン 泊

レジデンツの画像

バイエルン王家の権力がうかがえる

7日目の見出し

ミュンヘン発

ミュンヘンから帰国の途へ

ミュンヘンから日本への直行便は羽田と関西へ運航。所要時間は約12時間25分〜14時間55分。

機内 泊

8日目の見出し

帰国

日本の空港へ到着

旅のキホンQ&Aの見出し

準備段階で必要な基本的な情報や、滞在時に気をつけたいマナーなどを事前にしっかり確認しておこう。

ドイツの道路の画像
準備編の見出し

快適な旅には事前の準備、
下調べが肝心だ

Q ビザは必要?

A
90日以内の滞在は不要
今後ETIASが導入予定

観光目的の場合は、直近180日間のうち、合計90日以内の滞在であれば不要。パスポートはシェンゲン協定加盟国出国時に3カ月以上の残存有効期間が必要。また、今後はETIAS(欧州渡航情報認証システム)が導入予定となっており、オンラインによる事前申請と認証が必須となる。

Q 時差はどれくらい?

A
8時間。日本の正午がドイツの午前4時

ドイツのほうが日本より8時間遅い。ただし、3月の最終日曜から10月の最終日曜まではサマータイム制度を導入しているため、この間の時差は7時間となる。※2026年以降、サマータイム制度が廃止される可能性あり。

Q 日本からのアクセスは?

A
直行便があるのはフランクフルト、ミュンヘン

フランクフルトへは成田、羽田から、ミュンヘンへは羽田、関西から直行便が運航している。所要時間は14時間30分ほど。デュッセルドルフへの便は2025年3月現在、運休中。

飛行機の画像

Q 通貨のレートは?

A
€1=約161円
(2025年 4月現在)

ユーロはドイツ語ではオイロと発音する。補助単位はセント(本書では¢と表記)で、€1=100¢。日本円からの両替は空港や駅の両替所、ホテルなどで可能(場所によりレートは異なる)。紙幣は全7種類ある。コインは全8種類。

ドイツの紙幣の画像

Q 滞在日数は何日?

A
6〜8日間+往復3日はほしい

街道を巡る旅に主眼を置く場合は、1つの街道に狙いを定めると幅広いスケジュールを組める。複数の街道を巡る場合はさらに2~3日必要になる。また、時差の関係で往路に1日(日本出発日の夕方~夜に現地到着)、復路に2日(現地最終日の午後発、日付が変わり翌日の午前~午後に日本到着)かかることも考慮に入れよう。

Q ベストシーズンは?

A
春~夏が一般的
イベント狙いも◎

暑すぎず、寒すぎない春~夏が快適で、夏は21~22時ごろまで明るいのも特徴だ。オクトーバーフェストやクリスマスマーケットなど季節のイベントも充実。

Q 物価は?

A
外食費用をはじめ、物価は上昇傾向

総じて日本より高いといわれるドイツの物価。特にここ数年で上がっているのは外食の値段。費用を抑える工夫としては、例えば旧東ドイツの物価は比較的抑えめ。牛乳、チーズなどの乳製品、ビールも価格が低い傾向がある。

現地編の見出し

ポイントを押さえて
しっかりした立ち振る舞いを

Q 街なかのトイレ事情は?

A
公衆トイレは基本的に有料

デパートやショッピングモールなどのトイレであっても有料のことが多い。入口にいる係員にチップを支払うか、硬貨を入れるとゲートが開くシステム。料金は€0.50~1ほど。

Q ゴミを捨てるときは?

A
ペットボトルや瓶の払い戻し制度を活用

ペットボトルや瓶のリサイクルのためファンド(Pfand)というデポジット(保証金)制度がある。ペットボトルの場合、1本につき25¢程度を上乗せした価格になっており、空き容器を店頭に持っていくとファンド分が返金される。

Q チップは必要?

A
レストランでは5~10%が慣例

ホテルでは料金にサービス料が含まれており、基本的にチップの必要はない。レストランでは会計の5~10%のチップが慣例。テーブルにチップを置く習慣はなく、会計時に手渡す。

Q 住所や番地のルールは?

A
通り(Straße)の名と番地(数字)で表記

細い路地でも必ず通り名を記した看板がある。また番地は、通りの左右で奇数と偶数に分けられている。

Q 食事のポイントは?

A
料理は基本的に一人一皿

ドイツ人は、レストランで料理をシェアしないのが基本だが、一皿のボリュームが多い。パンがテーブルの上に置かれることがあるが、これは有料。食べた分だけ、後で支払うことになる。

Q 買い物のポイントは?

A
ショップは、日曜、祝日定休が大原則

閉店法という法律があり、小規模な商店から大型店やデパートまで、日曜と祝日は休業が基本。駅構内など例外的に営業しているところや、州によっては閉店法を見直しているところもある。

Q 喫煙のマナーは?

A
所定の場所で吸わないと罰金に

飲食店を含む公共の建物内、駅構内や電車など乗り物内での喫煙は禁止されており、違反した場合は、罰金が科せられる。歩きたばこもマナー違反。

Q 教会や古城での注意点

A
ルールを守って配慮のある態度で

教会は、タンクトップやミニスカートなどの肌を露出した服装やサンダル帽子をかぶったままの入場は避けたい。ミサが行われている時間帯の見学も控えよう。古城は個人が所有・管理しているものが多く、実際に居住していることも少なくない。立ち入り禁止や撮影禁止などの指示に従って見学を。

教会の画像

Q 鉄道乗車の注意点

A
都市によって打刻なしは罰金に

駅に改札はないので、チケットを購入したらホームへ。購入したチケットに日付・時刻が入っていなければ、駅構内にある打刻機にチケットを必ず通そう。係員が定期的に確認しており、チケットを持っていなかったり、チケットに日付・時刻が入っていない場合は罰金を支払うことに。

このエリアの旅行予約はこちらから!(JTBのサイトへ)

●このページは『るるぶドイツ ロマンチック街道』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2025年3月時点のものです。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・州税などが加算される場合があります。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際はドイツの国番号を加えてご利用ください。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、クリスマス、イースター、国の祝祭日などは省略しています。クリスマスや国の祝日などには、飲食店、観光施設の多くが休みとなりますので、ご注意ください。


この記事を書いた人

るるぶ情報版(海外)編集部

るるぶ情報版(海外)編集部

アジア、アメリカ、ヨーロッパ・アフリカなど、世界中の「見る」「食べる」「遊ぶ」を徹底取材。海外旅行の不安を解消する、渡航や現地の基本情報もしっかり網羅。みなさんの旅を全力サポートする熱血編集部です!


詳細は最新版のるるぶで!るるぶドイツ ロマンチック街道

るるぶドイツ ロマンチック街道

白亜のノイシュヴァンシュタイン城や美しい街道沿いの街並み、ライン川下りなどドイツ観光の必見スポットを押さえた決定版、フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンなど都市情報も満載 <主な特集内容> 【巻頭特集1】 中世の世界へ没入体験! ・古城や教会、絵本のような街並みなど、撮りたくなる絶景特集 【巻頭特集2】 ドイツといえばココ!必訪2大人気スポット ○ロマンチック街道 ・早わかり ・必見スポット「ノイシュヴァンシュタイン城」「ヴィース教会」 ・街道沿いの主な街 ヴュルツブルク、ローテンブルク、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、アウクスブルク、フュッセン ○ライン川 ・ライン川沿いの見どころ案内、リューデスハイム ・ケルン

旅する本棚