ロマンチック街道の終着点で、ノイシュヴァンシュタイン城やヴィース教会への玄関口となる街。古代ローマ時代にはアルプス越えの要衝としても栄え、古楽器リュート発祥の地でもある。

オーストリアとの国境付近、アルペンの山々や湖に囲まれる、標高1000m以上の場所に立つ城。ワーグナーのオペラを描いた壁画や、まばゆい玉座の間に圧倒される。華麗な白鳥のような姿に世界中の観光客が惹きつけられる。

19世紀に改修が行われたものの、元は12世紀からすでに存在していたとされる堂々たる古城。クリーム色の外壁が特徴的で、均整のとれたシルエットが存在感を放っている。中世騎士伝説がそのまま現実になったような姿。

ロココ様式の教会で世界遺産にも登録されている。祭壇や天井画など豪華絢爛な内装はひと目見るだけで魅了される。緻密で見事な装飾と、麗しい天井画に目を奪われる。

古代ローマ時代からの歴史をもち、バイエルン地方3番目の規模を誇る商業都市。豪商の築いた華やかな文化が特徴で、フッガー家関連の建物がみどころ。

隕石の落下によって形成されたリース盆地に築かれた街。直径1㎞の円形の市壁に沿って造られた通路を歩いて美しい街並みを見ることができる。

南ドイツ一美しいといわれるカラフルな木骨造りの家並みが目を引く小さな街。戦災を免れ、中世の城壁と街並みが完全な形で残る貴重な場所でもある。

中世には巡礼地として発展した渓谷の高台に位置する街。堅牢な城壁に囲まれ、中世の面影がそこかしこに残る。街道を代表する街並みを楽しめる。

フランケン地方の中心都市として発展した教会の多い街。バロック建築の最高峰で、世界遺産のレジデンツが有名。フランケンワインの産地として知られる。