どんこ舟に揺られながら水路をゆく川下りや、歴史ある建物、庭園散策など、風情あふれる観光スポットをご案内。
問合せ
柳川市観光案内所
【電話】0944-74-0891
所要60分/街を巡る水路をのんびり舟旅
かわくだり
どんこ舟で、柳川の街なかを走る掘割を巡る約60分の舟旅。船頭さんのガイドに耳を傾けながら、舟から橋や名所を楽しもう。緑のしだれ柳や水路沿いに咲く季節の花々など、周囲の自然も舟の旅に彩りを添える。
じょうせんじょう
日よけの笠は100円で借りられるので、日差しの強い日に便利
じょうぼりすいもん
コース最初のみどころ。城内に入る唯一の水門で、城の防護用に築造された。ここから舟は10以上の橋をくぐって進んでいく
なまこかべ
緑の柳に白と黒の格子状のなまこ壁が美しく映える、川下りを代表する風情ある風景の一つ
なみくら
長い歴史が感じられる赤煉瓦の倉庫は、明治時代後期に建てられたもの。現在も味噌蔵として利用されている
うなぎくようひ
柳川の味覚であるウナギの供養のために建立
すいじょうばいてん
ジュースなどの飲み物やお菓子などが販売されていて、舟の上から買える
やえもんばし
コースの中で一番狭く、かつ古い橋。ぐっと腰を落とし颯爽とくぐり抜ける船頭さんの竿さばきは見事!
くもであみ
網を水の中に入れて魚をとる仕組みの道具。かつて柳川で実際に使われていたもので、間近に眺められる
まちぼうけのひ
郷土の詩人、北原白秋の『待ちぼうけ』の歌がモチーフ
げせんじょう
約60分の川下りはこれにて終了。船頭さん、ありがとうございました!
ここで体験!
やながわかんこうかいはつ
すいきょうやながわかんこう
だいとうえんたーぷらいず
柳川雛祭り「さげもんまつり」のイベントの一つ。水上に飾られたさげもんの中を男びな・女びなに扮した男女、稚児が舟で通る。
お堀めぐりのコース沿いにある椛島菖蒲園では、初夏に約20万種3万本の花菖蒲が品種ごとに徐々に開花。舟の上から観賞できる。
北原白秋を偲ぶ白秋祭の一環として行われる水上パレード。ほおずき提灯で飾られた舟が数十艘(そう)お堀を上る。
柳川の冬の風物詩。どんこ舟に火鉢を入れたこたつを載せて、川を下る。こたつで甘酒などを味わいながらの舟遊びも一興。
奥の記念館では白秋の生涯や柳川の歴史、民俗について紹介
郷土の詩人の生家を訪ねる
きたはらはくしゅうせいか・きねんかん
詩や童謡で知られる柳川出身の詩人、北原白秋の生家を復元。幼少のころに描いた壁の落書きや著書などが展示されており、白秋の半生に触れることができる。白秋の生家は酒造業を営んでいた。
西鉄柳川駅から西鉄バス早津江行きで15分、御花前下車、徒歩5分
柳川市沖端町55-1
入館600円
9〜17時(最終入館16時30分)
無休
市営駐車場利用(1時間無料)
華やかな大名文化にうっとり
やながわはんしゅたちばなてい おはな
元文3年(1738)、柳川5代藩主・立花貞俶(さだよし)が私邸として造設。7000坪もの敷地全体が国の名勝に指定されている。明治時代に造られた伯爵邸と庭園は当時のまま。
池を大海に、石を島に見立てて造られた
しょうとうえん
優美な姿を見せる庭園。池庭に大小の中島や岩島を配し、常緑のクロマツが見事に茂る
かつては要人たちを迎えて園遊会が催された
せいようかん
明治43年(1910)、立花家の迎賓館として建てられ、自家発電を設け、輸入品のシャンデリアや電気器具を使用していた
約100畳もの広さを誇り、披露宴会場に使われることも
おおひろま
明治時代に流行した、西洋館の正面玄関に続く日本建築の大広間のスタイルを残す
季節ごとに展示が替わる
たちばなけしりょうかん
武具甲冑、茶道具、能道具、書画など、立花家に伝来する貴重な大名道具を展示
うなぎのせいろ蒸しは並3630円~
しゅうけいていだいにんぐ
御花で受け継がれる秘伝のタレが決め手のうなぎのせいろ蒸しが楽しめる。火曜定休
屋根が設置されているので、雨の日でも大丈夫
歩き疲れたら足湯でパワーチャージ
からたちぶんじんのあしゆ
柳川に湧出する天然温泉を、足湯で楽しめる。北原白秋や檀一雄ら柳川ゆかりの文人たちの写真や作品などをパネルにして紹介している。文人たちに思いをめぐらせながら、しばしリラックスした時間を過ごそう。