約1300年の歴史をもつ鵜飼や川港として栄えた川原町など、長良川とともに発展してきた街を散策しよう。
日本家屋が並ぶ川原町は伝統ある老舗やモダンなショップが立ち並び、歩くだけでも楽しい岐阜タウン屈指の人気エリアだ。
鵜飼観覧船待合所から南西に広がる湊町、玉井町、元浜町の街並みの総称。江戸時代からの格子戸のある町家が立ち並び、その町家を利用した飲食店やショップも登場して、多くの観光客で賑わっている。
川原町屋パフェ1200円(右)と川原町屋あんみつ660円(左)
蔵で楽しむレトロな時間
カフェ
かふぇ あんど ぎゃらりー かわらまちや
和紙を使った雑貨を販売する町家を抜け、2階建ての蔵を使った和カフェへ。パフェ1200円や季節のぜんざいなどが人気。ふわふわ玉子のオムライス1400円(ミニパフェとセットで1700円)もおすすめ。 レトロモダンな空間でほっとひと息。
岐阜の匠の逸品を買う
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ながらがわでぱーと
美濃和紙、刃物、郡上下駄、竹細工、木工など、いずれも職人の手仕事によるモノを扱う。デザインがおしゃれで、普段使いしやすいアイテムも多い。 岐阜の伝統工芸品を中心に取り扱う。
登り鮎(手前)1個195円。やき鮎(奥)14枚入り864円もみやげに人気
鮎菓子を岐阜みやげに
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おかしつかさ たまいやほんぽ
明治41年(1908)創業の和菓子店。長良川の鮎をイメージした「登り鮎」は、カステラ生地で求肥を包んだ店の代表銘菓。
岐阜うちわ1本1550円~
鵜飼のお供にうちわを
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すみいとみじろうしょうてん
岐阜市内に唯一残る岐阜うちわ専門店。当主・住井一成氏が骨組みから和紙張り、色づけまでを行う。
白湯スープを使った鮎らーめん1430円
鮎のうま味を堪能できる
食べる
かわらまち いずみや
昔ながらの日本家屋が続く川原町にある鮎料理専門店。岐阜県産天然鮎コース、養殖鮎コースなど、予算に応じて楽しめる。11〜5月初旬の期間限定予約で提供している鮎ピザ(1760円〜)も人気。明治20年(1887)創業。
源泉は無色透明だが大気に触れると赤褐色に変化
地元料理も楽しみ
宿泊
じゅうはちろう
万延元年(1860)創業の老舗旅館。長良川を望む湯処「川の音」と「川の瀬」、明治の蔵を改装した「蔵の湯」など趣向を凝らした湯船が揃う。
レトロな着物と古い街並みがマッチ
着物で散策できる
体験
おるがんきもの
アンティーク着物をレンタルして街歩きへ。着付けもしてくれる。詳細はHP参照。
岐阜市湊町45長良川デパート2階
バス停長良橋から徒歩2分
キモノレンタル5500円~(要予約)
9時30分~18時
火・水曜
なし
約1300年の歴史をもつ長良川の鵜飼。水面を篝火(かがりび)で照らしながら、鵜匠と鵜によって行われる漁が幻想的だ。
総がらみは、鵜舟が川幅いっぱいに広がって、一斉に鮎の追い込み漁を行う
鵜匠が鵜を操り魚を捕える漁法。織田信長がもてなしとして最初に取り入れ、以来時の権力者に保護されてきた。世襲でその技術が伝承され、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
ぎふながらがわのうかい(ぎふしうかいかんらんせんじむしょ)
伝統衣装に身を包んだ鵜匠が、鵜を操り鮎をとる。篝火の下、古くから続く鵜匠と鵜の共演は時代絵巻のようだ。鵜匠の手縄さばきや、鵜が鮎をとる姿は迫力満点!
岐阜市湊町1-2
(岐阜市鵜飼観覧船事務所)
バス停長良橋からすぐ
鏡岩緑地駐車場利用300台
【期間】5月11日~10月15日【運休】9月17日鵜飼休み(増水等で運休あり)【予約】前日までに要予約【出船時間】乗合船18時15分、18時45分、19時15分【料金】乗合船3500円(平日の19時15分は3200円)【貸切船】15人乗り1隻4万4700円~※17時30分~19時15分の希望時間に出航可
鵜飼観覧前に立ち寄りたい
ながらがわうかいみゅーじあむ(ぎふしながらがわうかいでんしょうかん)
長良川鵜飼の歴史や鵜匠の技を紹介。原寸大の鵜舟を使い、音響と照明でわかりやすくリアルに鵜飼を再現したガイダンスシアターは必見だ。本物の約4倍サイズの鵜の模型も展示。
岐阜市長良51-2
バス停鵜飼屋から徒歩6分
展示室観覧500円
9~19時(入館は〜18時30分、10月16日~4月30日は~16時30分)
10月16日~4月30日の火曜(祝日の場合は翌平日)、期間以外は無休
67台(30分100円、展示室観覧の場合は90分無料