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【PR】スペイン北部バスク州で美食バルを巡る│サン・セバスティアンとビルバオの“バル”でタパスやピンチョを食べ歩き

スペイン北部、独自の言語と文化が息づくバスク州は、美食の都として世界から注目を集める地。ミシュラン星付きレストランから気軽に楽しめるバルまで、レベルの高い飲食店が集まっている。今回は数あるバルの中でも編集部が厳選したサン・セバスティアンとビルバオの名店をご紹介。小皿料理のタパスやピンチョの食べ歩きを楽しもう。

大西洋に面したスペイン北部は、湿潤な気候と緑豊かな風景が広がり、独自の言語や文化が今も息づくエリア。4州(ガリシア、アストゥリアス、カンタブリア、バスク)は、こうした自然と美食、歴史の魅力を広く発信するため「グリーン・スペイン」ブランドを展開。地域全体を一つの旅として楽しめるように発信している。

サン・セバスティアンのイゲルド山から望むコンチャ湾の絶景

19世紀にスペイン王室の保養地として発展。「ビスケー湾の真珠」と称されるコンチャ湾の美しい海岸線に面した街には洗練されたショップやカフェが点在し、名物バルが立ち並ぶ旧市街は食べ歩きが楽しい。

旧市街にはレベルの高いバルが集結

キノコとフォアグラのソテー

Surtido de Setas
€30

フォアグラとポルチーニなど数種のキノコの鉄板焼き。卵と絡めて食べれば、口の中に濃厚な旨みが広がる

(左)アンコウとエビのソテー(右)タルタレータ・デ・チャングーロ

(左)Rape y Langostino €7.50(右) Tartaleta de Txangurro€3.90

(左)白身魚のアンコウとエビを香ばしく焼き上げた海の幸のひと皿(右)サン・セバスティアン風のカニのグラタン。クモガニの身をトマトベースのソースで煮て、タルト生地に詰めて焼く

サン・セバスティアン

ガンバラ

Ganbara

旧市街を代表する老舗バル。カウンターには新鮮な魚介や肉料理のピンチョがずらりと並び、地下はテーブル席があるのでゆっくり食事をしたい人におすすめ。キノコなど地元の旬の食材を生かした料理が豊富で、開店直後から行列ができるほどの人気ぶり。

交通

San Sebastián-Donostia駅から車で5分

住所

San Jerónimo, 21

時間

12時30分~15時30分、19時~22時30分

休み

日・月曜

予約

要予約

※英語スタッフ常駐、英語メニューあり

イワシのマリネ

Antxoa
各€3

新鮮なイワシの酢漬けの上にカニクリーム(左)、ブルーベリー(中央)、イクラ(右)と多彩なトッピングが楽しめる

グラスワイン(赤)

Vino Tinto
€2.50

スペイン北部のワイン産地、リオハの赤ワイン。チェペチャのオリジナルボトルで提供

サン・セバスティアン

チェペチャ

Bar Txepetxa

1932年の創業以来、アンチョビ一筋で愛される名店。開店と同時に多くの人で溢れ返る盛況ぶり。カウンターには色とりどりのイワシのマリネが並び、写真付のメニューもあるので注文しやすい。名物ドリンクのチャコリは€2.40。

交通

San Sebastián-Donostia駅から車で10分

時間

12~15時、19~23時

休み

なし(7・8月は日・月曜休み)

※英語スタッフ常駐、英語メニューあり

トルティージャ・アンチョア

Tortilla Antxoas
€4

イワシのアヒージョ入りのオムレツ。半熟フワフワの卵焼きとイワシのほどよい塩味が美味

 

チャルーパ

Txalupa
€4

キノコとエビを生クリームとスパークリングワインで作ったソースであえ、舟形のパイにつめて焼いた一品

サン・セバスティアン

ベルガラ

Bar Bergara

旧市街から少し離れた、地元の人々が暮らすグロス地区の実力派バル。1982年までは高級レストランとして経営し、毎日50種類用意するピンチョはどれもモダンでハイレベル。 ウニのムースやカニのピンチョなど、ひと手間かけた創作系が評判。日本語メニューもあるので利用しやすい。

交通

Gros駅から徒歩10分

住所

General Artetxe Kalea, 8

時間

11〜23時

休み

なし

※英語スタッフ常駐、日本語メニューあり、英語メニューあり

古くから造船や鉄鋼業で栄えた工業都市ビルバオ。近年はグッゲンハイム美術館の建設でアートとデザインの街へ。街なかには磯崎新氏設計のイソザキ・アテア(磯崎ゲート)やユニークな地下鉄の入口など建築の見どころも多い。旧市街カスコ・ビエホには歴史あるバルが集まり、ポテオ(バルのはしご)が楽しめる。

ビルバオのランドマーク、グッゲンハイム美術館。入口前では名物『パピー』がお出迎え

クリームポテトのトリュフグラタン

Cremoso de Patata Gratinado con Trufa
€2.40

サクサクのフランスパンに濃厚なクリームポテトとトリュフのソースがかかった一品。これ一つで十分な満足感

アボカド

Aguacate
€2.40

たっぷりのアボカドにトマトとセサミをトッピングしてカラフルに。野菜不足のときにおすすめ

 

ビルバオ

エル・グローボ

El Globo

2025年3月にヌエバ広場内にオープンしたバル。看板メニューはバリエーション豊富なグラタンで、コンテストでも賞を受賞するほどの実力ぶり。アバンド地区にある本店とは違った、現代的な内装が映える。

交通

Bilbao-Abando駅から徒歩10分

時間

11時~22時30分(金・土曜は〜23時30分)

休み

なし

※英語スタッフ常駐、英語メニューあり

鴨肉と干しイチジクのパイ

Empanadilla de Pato con Higos y Boniato
€3.10

ジューシーな鴨肉にさっぱり甘い干しイチジクをトッピング。餃子のような見た目がキュート

イディアサバルチーズのスープ

Sopa de Queso Idiazabal
€3.20

ラチャの羊のミルクをベースにした濃厚スープ。マッシュルーム、うずらの卵、にんじん、コーンなど具だくさん

ビルバオ

グレ・トキ

Gure Toki

今、ヌエバ広場のなかでも一番人気といえる1982年創業のバル。創作料理が人気の実力派で、フォアグラやウニのムースなど、モダンな一皿が楽しめる。ピンチョスの種類が最も多く揃うのは12~13時の時間帯。早めに来ても品数が少ない場合があるので注意して。

交通

Bilbao-Abando駅から徒歩10分

時間

10~23時(土曜は~16時)

休み

水曜、日曜の夕方

※英語スタッフ常駐、英語メニューあり

カスタードクリームとチョコレートのミルフィーユ€2.20。カフェ・コン・イエロ€2.20はエスプレッソと氷入りグラスが別々に提供され、自分で注いで味わうスペイン流のアイスコーヒーだ。

一度は訪れたい歴史的カフェ

カフェ・イルーニャ

Café Iruña

19世紀創業の歴史あるカフェ。アルハンブラ宮殿をモチーフにした内装や、ムデハル様式の美しいタイル装飾に囲まれ、優雅なひとときを過ごすことができる。バルとしての利用も可能で、夕方ごろからピンチョが並ぶ。

交通

Bilbao-Abando駅から徒歩5分

住所

Jardines de Albia

時間

9~23時(金・土曜は11~24時、日曜は11時〜)

休み

なし

※英語スタッフ常駐、英語メニューあり

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Sponsored:スペイン大使館観光部 文・写真=ランズ ●掲載の内容は2025年10月時点の情報に基づきます。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・付加価値税などが加算される場合があります。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、旧正月、クリスマス、国の祝祭日などは省略しています。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際はスペインの国番号を加えてご利用ください。


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