せっかくの旅行を最大限に楽しむためには、事前ェックが肝心!滞在時間をより快適に過ごせるテクニックを確認しよう。
旧正月にあたるソルラルと、日本のお盆にあたるチュソク(秋夕)の期間は、韓国の店の多くが休業日になる。カレンダーで事前に確認しておこう。また、景福宮をはじめ古宮にもそれぞれ週1回の定休日が存在する。こちらも見たい場所は行く前に確認を。
地下鉄やバス、一部のタクシーで利用できるICチップ内蔵のT-moneyカードは、キャッシュレスで移動の際に便利。チャージは自動券売機やコンビニでも可能。コンビニの支払いもT-moneyでできる。
外国人旅行者を対象に、購入品にかかる税金が還付される制度。また、対象店でW1万5000以上、W100万未満(税込)の買い物なら、即時還付制度を利用でき、免税額での購入が可能に。詳細は韓国観光公社の公式サイトで。
韓国は街のいたるところで無料Wi-Fiスポットが点在しており、カフェや百貨店でも無料で使える。ただし、SNSにタイムリーにアップしたいなど、常時ネットにつながっていたい場合は、eSIMやWi-Fiレンタルがおすすめ。
韓国は東京よりも気温が下がり始める時期が早い。また12月の平均気温は0.2℃とかなり低く、降雪も多い。カイロを持ち歩いたり厚着をしたり、寒さ対策は怠らずに。
専門の観光案内スタッフが日本語で24時間サポートしてくれるサービス。観光地やイベント、交通事情など観光について案内してくれる。現地でも日本国内でも通話料のみで利用可能(現地は1330、日本からの場合は+82-2-1330をダイヤル)。チャットサービスもある。
一般タクシーの初乗り運賃は1.6㎞までW4800。深夜の東大門やコンサート終演後の会場などに多く出没する、ぼったくりタクシーには要注意。
WOWPASSは外国人観光客専用のプリペイドカード。WOWEXCHANGE(専用キオスク)でカードを発行するのがおすすめ!
市内各所をめぐらす地下鉄は安くて旅の強い味方。3桁の駅番号と路線の色を確認して賢く利用しよう。
Tラゲージは、仁川・金浦国際空港と、ソウル市内主要地下鉄駅間で手荷物を同日宅配してくれるサービス。当日サービスセンターで直接申込みすることも可能。現金での支払いはできずカードのみ対応なので注意。
空港やホテル、駅などの公衆トイレでは一般的に紙を流せるが、場所によっては紙を流せないところもある。トイレ内には紙を流せるかどうかの案内があることが多いので、事前に確認しておくと安心。
儒教の精神が根付く国で、お年寄りや目上の人への礼儀作法を大切にしている。電車の席は譲るようにしよう。
料理を注文すると、パンチャンとよばれるおかずが付いてくる。たくさんの料理でもてなす韓国ならではの文化。
焼肉や鍋料理は1人前の値段が書いてあっても、注文は2人前からが基本。お店によっては、1人前から注文できるところもある。
料理によっては残ったものを包んでもらえる。テイクアウトは「ポジャン」というので頼んでみよう。生ものなど衛生上問題がある場合はNG。
もともと韓国には一人ごはんの習慣がなかったが、最近ではフードコートやキムパプ店を中心に、「ホンパプ族」とよばれるおひとりさまが増えている。
韓国では禁煙に対する意識が近年非常に高まっており、ソウル市では市内すべての飲食店における喫煙(電子たばこ含む)を禁止している。ホテルも全館禁煙となっているところが少なくないため、喫煙者は要注意。
おみやげのなかでも、特にキムチは液体とみなされて機内に持ち込めないので、あらかじめ預ける荷物の中に入れておこう。枚数などにもよるが、美容パックも同様。また、消費期限の早い食べ物類を持ち帰りたいときは、帰国直前に買うようにしよう。
通常のバスの運行が終了した深夜から早朝までの時間はオルペミバスとよばれる深夜バスが運行している。現在は14路線が通っており、料金はW2500。東大門での深夜ショッピングの帰りなどにぜひ利用したい。
タクシーに乗ったり、買い物をした際、領収書は必ずもらうよう心がけよう。ぼったくりに遭ったときや店員に計算を間違えられたときなど、いざというときの証拠として必要になる。
コスメ店やコンビニなどで目にすることの多い「1+1」のポップ。これは、1つ買えばおまけで1つ無料で付いてくるという意味(「2+1」なら2つ買うと1つもらえるということ)。「1+1」を活用してお得にショッピングしよう。
この季節は一年で乾燥も激しく一番寒い。街歩きをするなら厚手のコートにタイツ、マフラーや手袋、カイロなどでしっかり防寒対策を。雪が降ることもある。
1月1日新正
世界共通の新年だが、韓国では旧正月に盛大なお祝いをする。
2月16~18日ソルラル※
旧暦の1月1日にあたる日を中心に3日間。ほとんどの商店が休む。
朝晩は冷えるが、日中は寒さも和らぐ。念のため防寒具は持参したいが、4月は日本と同様に各地で桜も見頃となる。中国大陸から黄砂が来ることも。
3月1日三一節
抗日独立運動記念日で、ソウルのタプコル公園で式典を開催。
3月3日テボルム※
旧暦正月明け最初の満月。各地で豊穣祈願の催しが行われる。
※2026年の予定。2025年は2月12日。
初夏の日差しが照り、爽やかな天候の日が続く5月。日本と同様に過ごしやすい。6月下旬くらいから梅雨が始まる。
5月5日こどもの日
日本同様、行楽地は家族連れで賑わう。
5月6日振替休日
5月5日釈迦誕生日※
旧暦の4月8日。全国の寺院でさまざまな行事が催される。
5月第1日曜宗廟祭礼
朝鮮王朝時代の歴代王とその后を祀る宗廟で開催される。
6月6日顕忠日
戦没者を追悼する日。国立墓地での追悼行事などを開催。
7月中は梅雨のため、雨具が必要。8月に入ると一気に真夏に突入する。日本より湿度は低いが猛暑は同じ。夕立が多くまとまった雨が降る場合も。
8月15日光復節
独立記念日。1945年のこの日に日本の統治下から解放され、独立政権を樹立。
9月に入ると秋の雰囲気。すがすがしい晴天の日が続いて観光もしやすい。10月は朝晩の冷え込みが厳しくなるので注意したい。
10月3日開天節
建国記念日。韓国の始祖が国を興したという神話に基づく。
10月5~7日秋夕※
旧暦の8月15日で日本のお盆にあたる。交通機関の混雑に注意。
10月9日ハングルの日
1446年に朝鮮王朝の世宗大王が作ったハングルを記念する日。
11月は日本よりも寒さが訪れるのが早いので、防寒対策を忘れずにしたい。12月は真冬の気候になり、帽子や手袋も必要となる。
12月25日聖誕節
キリスト教徒の多い韓国では公休日となる。
12月ソウルランタンフェスティバル
清渓川沿いがランタンで彩られる。
↑清渓川のランタンフェスティバル
カレンダー内記載の祝日・イベントの日程は、2025年3月~2026年2月のものです。 ※マークのものは年によって日付が変わりますので、ご注意ください。