江戸時代には庄内藩14万石の城下町の中心地として栄えた鶴岡に今も残る、由緒ある建造物をまわろう。
ちどうはくぶつかん
庄内藩の御用屋敷だった場所に歴史的建造物が立ち並ぶ。擬洋風建築の旧鶴岡警察署庁舎、湯殿山山麓の山村から移築した旧渋谷家住宅は国の重要文化財。庄内の歴史や文化を知ることができる。館内には歴史、民俗、考古、美術など庄内の暮らしを伝える資料を豊富に展示している。
たいほうかん
大正天皇の即位を記念して建てられ、今なお美しいたたずまいを見せる洋風建築。かつて市立図書館として利用されていた館内には、現在鶴岡ゆかりの人物に関する資料などを展示している。
しょうないはんこうちどうかん
文化2年(1805)に庄内藩主・酒井家9代忠徳が創設し、多くの有能な藩士を輩出した藩校。自主性を尊重する教育方針であった。表御門、聖廟、講堂、御入間などが残り、国の史跡にも指定。
庄内の魅力を詰め込んだショップとカフェ
はうすきよかわや
織る、編む、彫る、染める、焼くをテーマに、山形の風土が育てた手工芸品、県内の秘蔵酒といわれる地酒やワインも揃う。森を散策するような遊び心のある店内演出やトイレが話題で、「厨〜くりや〜」ではアイスやドリンクを味わうことができる。
かとりっくつるおかきょうかい
明治36年(1903)にフランス人のダリベル神父が建てた、明治ロマネスク様式の教会。陽光が降り注ぐ聖堂内の見学もできる。
きゅうかざまけじゅうたく へいしんどう
明治29年(1896)に、庄内藩の御用商人・風間家7代目当主が建てた住居兼店舗。往時の面影を見学できる。
鶴岡市馬場町1-17
バス停第2合同庁舎前からすぐ
入館400円(別邸釈迦堂と共通)
9時30分~16時30分(最終入館16時)
7月13日、12月1日~4月14日
10台
庄内の原風景を望む自然派ホテル
しょうない ほてる すいでん てらす
庄内の田園風景のなかにたたずむ、落ち着きあるホテル。温泉は源泉かけ流しの天然温泉で露天風呂やサウナも備え、上質な時間を過ごせる。